八戸市議会 > 2012-09-13 >
平成24年 9月 決算特別委員会−09月13日-02号

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  1. 八戸市議会 2012-09-13
    平成24年 9月 決算特別委員会−09月13日-02号


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    平成24年 9月 決算特別委員会−09月13日-02号平成24年 9月 決算特別委員会 決算特別委員会記録(第2日目) ─────────────────────        平成24年9月13日(木)  ──────────────────── 出席委員(18名)  委員長         豊田美好 君  副委員長        冷水 保 君  委員          工藤悠平 君  〃           藤川優里 君  〃           高橋一馬 君  〃           西村吉晴 君  〃           田端文明 君  〃           三浦博司 君  〃           田中 満 君  〃           小屋敷 孝君  〃           森園秀一 君  〃           坂本眞将 君  〃           石橋充志 君
     〃           立花敬之 君  〃           松橋 知 君  〃           前澤時廣 君  〃           五戸定博 君  〃           大館恒夫 君  ──────────────────── 欠席委員(なし)  ──────────────────── 説明のため出席した理事者   教育長        松山隆豊 君   病院事業管理者    三浦一章 君   監査委員       白川文男 君   〃          細越善次郎君   南郷区役所長     佐藤 卓 君   まちづくり文化観光部長              古舘光治 君   防災安全部長     石黒一之 君   財政部長       高島 司 君   農林水産部長     工藤良弘 君   福祉部長兼福祉事務所長              田名部源一君   市民健康部長     梅内昭統 君   環境部長       妻神敬悦 君   下水道事務所長    赤石和夫 君   建設部長       岩藤寿通 君   都市整備部長     工藤 哲 君   市民病院事務局長   工藤 朗 君   交通部長       東森直人 君   教育部長       芝 俊光 君   是川縄文館長     小林和彦 君   総務部理事      小向洋一 君   南郷区役所次長兼地域振興課長              曾我安博 君   市民生活課長     柴田義弘 君   防災安全部次長防災危機管理課長              高橋信幸 君   財政部次長兼財政課長 石田慎一郎君   収納課長       兼田茂人 君   農林畜産課長     大久保聡一郎君   中央卸売市場長    畑崎 茂 君   中央卸売市場次長   寺地圭次 君   水産事務所長     出河守康 君   水産振興課長     磯嶋美徳 君   福祉部次長兼障がい福祉課長              梅内洋子 君   こども家庭課長    佐々木勝弘君   高齢福祉課長     長谷川恭子君   市民健康部次長兼市民課長              日山克之 君   市民健康部次長兼国保年金課長              鬼柳 裕 君   国保年金課参事    小笠原美枝子君   介護保険課長     矢羽々 学君   スポーツ健康課長   村山博康 君   下水道業務課長    千葉洋正 君   下水道建設課長    恵茂田哲郎君   下水道建設課参事   立花弘規 君   下水道施設課長    田澤 修 君   建設部次長      松川茂則 君   建築住宅課長     吹越 誠 君   都市整備部次長    石橋純二 君   都市政策課長     後村 勉 君   区画整理課長     丸山光則 君   駅西区画整理事業所長 長根岩夫 君   看護局長       林 利智子君   薬局長        平賀 元 君   市民病院事務局次長兼管理課長              松田哲朗 君   市民病院事務局次長兼物流施設課長              田村博美 君   医事課長       栄田千鶴子君   副看護局長      川野恵智子君   交通部次長兼運輸管理課長              山地信男 君   教育部次長兼教育総務課長              佐藤浩志 君   教育部次長      四戸康雄 君   学校教育課長     齋藤信哉 君   教育指導課長     嶋脇郁夫 君   社会教育課長     船田泰寛 君   総合教育センター所長 井上貫之 君   総務部副理事     細越敬一郎君   総務部参事      大橋俊直 君       〃      田端民夫 君       〃      伊藤久雄 君       〃      竹原秀明 君  ──────────────────── 職務のため出席した職員   事務局長       池本伸也   次長兼庶務課長    岩澤昭治   議事課長       阿部寿一   副参事(議事グループリーダー)              秋山直仁   主幹         細谷地幸夫
      主査         鈴木 馨   〃          毛利誠司  ────────────────────        午前10時00分 開議 ○豊田 委員長 皆様、おはようございます。これより決算特別委員会を開催いたします。  昨日に引き続き、認定第1号の審査を行います。  第9款消防費の説明を求めます。 ◎石田 財政部次長兼財政課長 おはようございます。それでは、342ページをお開き願います。  第9款消防費について御説明を申し上げます。  予算現額は29億1540万円であり、支出済額は28億3334万6006円でございます。翌年度への繰越額は、繰越明許費に基づく防災行政無線整備事業費、消防団運営費を合わせた額の7511万9000円でございます。不用額は693万4994円で、執行率は97.2%となるものでございます。  1項1目常備消防費は、消防本部・八戸消防署庁舎新築事業費を含む19節の八戸地域広域市町村圏事務組合に対する負担金でございます。  2目非常備消防費は市消防団の事務委託料でございます。  3目水防費は水防関係に要した経費でございます。  4目災害対策費は防災対策及び防災訓練に要した経費でございますが、344ページに参りまして、19節の県防災ヘリコプター連絡協議会負担金県地域情報ネットワーク事業負担金地域防災組織育成助成事業補助金が主なものでございます。  5目防災コミュニティセンター費は、13節の同センターの指定管理料などの管理運営経費でございます。  以上で第9款消防費の説明を終わります。 ○豊田 委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんか。 ◆森園 委員 おはようございます。通告してあります9款1項救命講習会についてお聞きをいたします。  まずお聞きする前に、きょうの新聞に、国民保護の観点からつくられましたJ−ALERTが作動しなかったということで、高橋課長の名前でこの原因を早く究明したいということでございました。せっかくつくられたこういったシステムでございますので、早目に原因を究明して、市民の皆さん方に安心を与えていただきたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。  特に昨年の大震災を経ましてから、消防団や常備消防に求められるものはより広範囲になってきておりまして、また、意識も高まっているのかと思っております。一方、消防団員というのも、前も申しましたけれども、ちょっと定員割れで、今現在、たしか150名ぐらい定員割れしていると思うのです。団員の実際の現状は、定員割れ以上にひどいというか、厳しい状態ではないかと思います。今後もどのように取り組んでいくのか。地域の安心安全の確保のため、今後も力強くそういったものを取り入れていっていただきたいと思っております。  そういったことから、消防団の決算額、今回2億6000万円です。この決算額が毎年徐々にふえてはいますけれども、これらが妥当なのかどうかということ、また、どこらに今後つけていけば、より団員も集まっていくのか。そういったことも、私たちのグループには消防議員もおりますので、その消防議員を中心に今後精査してまいりたいと思っております。  6月の一般質問で申し上げましたけれども、消防団員の救命講習会、これは学生にはいろいろ取り組んでいらっしゃいますけれども、団員についての取り組みは今現在どのように行っているのか、お聞きをしたいと思います。 ◎竹原 総務部参事 ただいまの御質問についてお答えいたします。  消防団の普通救命講習ですけれども、消防団長を初め幹部の方と検討いたしましたところ、応急手当普及員育成については、取得に関しては時間の制約がありますので、団員の受講は厳しいことから、全消防団員が普通救命講習を受講することとなりました。8月末現在で177名の団員が受講しております。  以上でございます。 ◆森園 委員 177名というのは大変大きな数字であると思います。皆さんも仕事を持ちながらですから、大変厳しいと思います。実は、それを受けた効果というのが、私はお祭りの前でしたけれども、地元で講習を受けた団員の方から、ことしの夏、大変暑くて、まちなかを回るのですけれども、自分も使えるので、屯所にAEDを置きたいという要望があって、1カ所置かせていただいたのです。今までそういったことを考えるような団員の方たちではなかったような感じもしますけれども、そういった意味では、講習を受けてそういった意識が大変高まったのかと思います。これも効果なのかと思っています。  もう1つ、今御答弁がありましたけれども、応急手当普及員です。3名ほどなったと私は聞いたのですけれども、そのあたりはどうですか。 ◎竹原 総務部参事 現在、消防団員の応急手当普及員は、職場を通じて3名の方が資格を取得しております。消防団員独自での講習ではありません。職場を介して受講しております。  以上でございます。 ◆森園 委員 御理解のある職場を介してということでございました。3人そういった資格を持った方がいらっしゃるということで、これも消防団員の皆さんが企業に対して啓発活動を進めていただいた結果ではないかと思っております。こういったものをもっとふやしていただければ、団員の皆さんで将来的に地域の講習会が開けるようになるという、これも最初夢かと思ったのですけれども、十分できる可能性があると思っております。そうしますと、小さいお子さんたちがそのまま地域の消防団員にあこがれて、団員に入ってくるシステムというのですか、そういった取り組みが私は十分できるのではないかと思っておりますので、そのあたりどうぞよろしくお願いを申し上げたいと思っています。  もう1つ、3・11の中で、日中の防災のあり方について課題として出させていただきました。この間、湊地区の防災訓練を見ますと、地域の女性の方も含めて、かなり進んできたような思いがありまして、今後の推進を期待したいと思っています。消防団というのは本来防火のためにつくられたわけです。前もお答えしていただきました婦人消防クラブのことですが、これは人口も減少して日中の防災を担うことが可能なクラブ、これは今後どのような形で継続されていかれるのか、検討されていることがありましたら、あと継続するために、大きくするために取り組んでいることがございましたら、お知らせしていただきたいと思います。 ◎田端 総務部参事 それでは、婦人消防クラブに係る点です。  6月以降の活動として、まず8月3日ですが、八戸三社大祭がありましたけれども、それのおまつり広場において、住宅用火災警報機の設置促進活動を行っております。それから8月31日ですけれども、弘前市の岩木文化センターで青森県防火の集いという大会がありまして、それにクラブ員が35名出席しております。また、今後ですけれども、9月28日には、クラブ員が一堂に会して、住宅用火災警報機設置促進活動に係る家庭安心運動を習得して、10月11日に防災フェスタ2012というのを開催する予定で、それで披露する予定となっております。最後に年度末、2月ごろですけれども、バスを利用して広域圏外に出まして、防災ポイントを視察して、防災上の見聞を広げるようにするということで、婦人消防クラブ員としてのスキルをアップして、地域に貢献できるように努めております。  以上でございます。 ◆森園 委員 スキルアップを図っていかれるということでございます。これは防火のために結成されたクラブなわけでございますけれども、地元の情報収集ですとか、要援護者の安否確認だとか避難誘導も、その方たちが最初からできるようにはなかなか難しいわけです。スキルアップを図る中で、そういったものを問題意識として、地域の皆さんに見ていただけるように、今後も啓発活動をしていっていただきたいと思っています。  あともう1つ、予算の問題もありますけれども、今の婦人消防クラブ以外にも、消防団とはまた別に、そういった今のものが一歩進めば、別の組織もまた今後考えていくことも可能なのかなと私個人は思っていますので、そういったことも少し勉強してまいりたいと思っています。  あと、前にちょっと御提案しましたけれども、講習の修了者の名称ですとか、子どもにできればバッジみたいなもの、議員バッジでなくても、そういったバッジみたいなものを、これは予算もかかるものでございますけれども、講習を受けることというのは、正直言うと、後々役に立つものだと私は思っています。そういったことも十分考えていただいて、きょうは回答がなかったのですけれども、婦人消防の方たちが出初式ですとか観閲式に出ることも含めて、そういったことも今後検討していっていただけるようよろしくお願い申し上げまして、終わります。 ○豊田 委員長 ほかに御質疑ありませんでしょうか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 以上で事前通告による質疑を終わります。  ほかに御質疑ありませんでしょうか。 ◆田端 委員 消防職員の充足率が69%と聞いておりますが、充足率の経緯があればお聞きしたいと思っているのですが。 ◎大橋 総務部参事 お答えします。  充足率は、国の告示で消防力の整備指針というのがありまして、それによって定められております。八戸広域消防の場合ですと、基準が581人に対して406人ということで、69.9%になっております。  以上でございます。 ◆田端 委員 県内と国の充足率があれば紹介をお願いします。 ◎大橋 総務部参事 まず、青森地域広域消防ですけれども、青森地域広域消防は76.1%になっております。弘前広域消防78.7%になっております。  以上でございます。(「国はどうなの」と呼ぶ者あり)  資料を持っておりませんので、国はちょっとわかりません。 ◆田端 委員 私は、消防の充足率については以前から気にしてきたところです。県内の平均に比べても、10%ほど低いことに改めて驚いたところです。昨年の東日本大震災を経験にして、皆さん、本当に大変な思いをされてきたと思っていますので、充足率100%とはいかないことでしょうけれども、県内平均になるように努力していただきたいと思って、意見を申し上げて終わります。 ○豊田 委員長 ほかに御質疑ありませんでしょうか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 御質疑なしと認めます。  以上で第9款消防費の質疑を終わります。  第10款教育費の説明を求めます。 ◎石田 財政部次長兼財政課長 それでは、346ページをお開き願います。  第10款教育費について御説明を申し上げます。  予算現額は114億2429万7896円であり、支出済額は97億3992万7868円でございます。翌年度への繰越額は繰越明許費に基づく小学校建設事業費の6181万9000円でございます。不用額は16億2255万1028円で、執行率は85.3%となるものでございます。  1項1目教育委員会費は、1節の教育委員及び嘱託員の報酬、教育総務課、学校教育課、教育指導課の職員の人件費、物件費のほか、13節の用務員業務委託料、348ページに参りまして、15節の島守小学校教員住宅解体撤去工事費、19節の田代小学校中学校組合負担金私立高等学校助成補助金国有資産等所在市町村交付金、21節の奨学金貸付金、23節の田代小学校中学校組合に対する普通交付税の返還金が主なものでございます。  2目指導費は、1節の心の教室相談員の報酬のほか、350ページに参りまして、19節の児童・生徒文化活動促進費補助金が主なものでございます。  3目教育センター費は同センターの管理運営に要した経費でございますが、1節の教育相談員、適応指導教室指導員などの非常勤職員等に対する報酬、2節の外国語指導助手10名及び総合教育センターの職員の人件費、物件費のほか、教育情報ネットワークシステム運用のための12節の通信運搬費、352ページに参りまして、13節の教育情報ネットワークシステム運用委託料学力調査委託料、14節のOA機器等借上料が主なものでございます。  同じく3目教育センター費は、平成22年度から繰り越しとなった学校図書購入費を執行したものであります。  4目特別支援教育推進費は1節の特別支援教育アシスタント報酬でございます。  354ページに参りまして、2項1目学校管理費は、356ページにわたりますが、小学校46校の管理運営に要した職員の人件費、物件費などでございます。  同じく2項1目学校管理費は、平成22年度から繰り越しとなった教科書・指導書等購入費を執行したものであります。  2目教育振興費は、18節の教材等に係る備品購入費、20節の準要保護児童学用品通学用品等扶助費が主なものでございます。  同じく2目教育振興費は、平成22年度から繰り越しとなった教材等に係る備品購入費を執行したものであります。  3目学校建設費は、358ページに参りまして、15節の城下小学校ほか21校の営繕工事費、根城小学校一部校舎解体撤去工事費柏崎小学校外構工事費が主なものでございます。翌年度への繰越額は、繰越明許費に基づく八戸小学校トイレ改修工事費の6181万9000円でございます。  同じく3目学校建設費は、平成22年度から繰り越しとなった鮫小学校ほか13校の営繕工事費、白鴎小学校ほか15校の耐震補強工事費を執行したものであります。  同じく3目学校建設費は、平成22年度から事故繰越となった柏崎小学校ほか2校の監理委託料、柏崎小学校の屋体増改築等工事費、図南小学校ほか2校の耐震補強工事費、吹上小学校ほか2校の校舎増改築等工事費を執行したものであります。  4目学校騒音防止対策費は、13節の根岸小学校の防音機能復旧工事実施設計委託料が主なものでございます。  360ページに参りまして、3項1目学校管理費は、362ページにわたりますが、中学校25校の管理運営に要した職員の人件費、物件費などでございます。  2目教育振興費は、18節の教材等に係る備品購入費、20節の準要保護生徒学用品通学用品等扶助費が主なものでございます。  3目学校建設費は、15節の第三中学校ほか13校の営繕工事費、江陽中学校の用地造成等工事費、23節の白山台中学校の都市再生機構立替施行費償還金が主なものでございます。  同じく3目学校建設費は、平成22年度から繰り越しとなった市川中学校ほか10校の監理委託料、小中野中学校ほか3校の営繕工事費、湊中学校ほか10校の耐震補強工事費を執行したものであります。  4目学校騒音防止対策費は、364ページに参りまして、13節の市川中学校の防音機能復旧事業に係る現況調査・基本設計委託料が主なものでございます。  4項1目幼稚園費は、市立豊崎幼稚園の管理運営に要した人件費、物件費のほか、19節の就園奨励費補助金私立幼稚園補助金、第3子保育料軽減事業費補助金が主なものでございます。  5項1目社会教育総務費は、366ページに参りまして、1節の嘱託員、社会教育指導員などの報酬、社会教育課等の職員の人件費、物件費のほか、13節の南郷アートプロジェクト委託料、368ページに参りまして、19節の文化協会補助金が主なものでございます。  2目青少年対策費は青少年健全育成推進に要した経費でございますが、13節の青少年海外派遣事業委託料、19節の子ども会育成連合会等関係団体への負担金、補助金が主なものでございます。  370ページに参りまして、3目公民館費は、市公民館、地区公民館、瑞豊館、南郷公民館の管理運営に要した経費でございますが、1節の館長及び非常勤主事の報酬、15節の白山台公民館の太陽光発電設備設置工事費、372ページに参りまして、23節の白山台公民館の都市再生機構立替施行費償還金が主なものであります。  同じく3目公民館費は、平成22年度から繰り越しとなった南郷公民館暖房設備設置工事費を執行したものであります。  4目図書館費は、図書館の管理運営に要した職員の人件費、物件費のほか、374ページに参りまして、13節の南郷図書館等の指定管理料が主なものでございます。  同じく4目図書館費は、平成22年度から繰り越しとなった施設の修繕料、図書購入費等を執行したものであります。  5目視聴覚センター費は、376ページに参りまして、13節の児童科学館等の指定管理料、18節の視聴覚教材等購入費、19節の青少年のための科学の祭典実行委員会負担金が主なものでございます。  6目博物館費は、博物館、南郷歴史民俗資料館の管理運営に要した職員の人件費、物件費のほか、378ページに参りまして、常設展、特別展の開催経費、15節の博物館及び南郷歴史民俗資料館改修工事費が主なものでございます。  380ページに参りまして、7目南部会館費は13節の同会館の指定管理料が主なものでございます。  8目美術館費は、382ページにわたりますが、同館の管理運営に要した職員の人件費、物件費のほか、常設展、特別展の開催経費が主なものでございます。  9目文化財保護費は、384ページに参りまして、13節の史跡保護のための委託料のほか、蕪島ウミネコ繁殖地保護監視業務委託料出土品修理委託料が主なものでございます。  10目文化財調査費は、386ページにわたりますが、市内の遺跡の発掘調査等に要した経費でございます。  同じく10目文化財調査費は、平成22年度から繰り越しとなった市内遺跡発掘調査事業費を執行したものであります。  11目是川縄文の里事業費は、388ページにわたりますが、是川縄文館、縄文学習館の管理運営に要した経費でございますが、常設展、特別展の開催経費が主なものでございます。  同じく11目是川縄文の里事業費は、平成22年度から繰り越しとなった外構工事費を執行したものであります。  同じく11目是川縄文の里事業費は、平成22年度から事故繰越となった展示工事費などを執行したものであります。  390ページに参りまして、12目八戸南部氏庭園整備事業費は、春、秋に一般開放するための経費のほか、13節の樹木剪定等委託料が主なものでございます。  13目史跡根城の広場費は、13節の同施設の指定管理料、15節の根城跡環境整備工事費が主なものでございます。  14目公会堂費は、13節の同施設の指定管理料、15節の舞台照明・音響設備改修工事費が主なものでございます。  15目文化ホール費は南郷文化ホールの管理運営に要した経費でございますが、392ページに参りまして、13節の南郷名画座事業委託料が主なものでございます。
     16目市民大学講座費は市民大学講座を実施するために要した経費でございます。  6項1目保健体育総務費は、1節の学校医、学校歯科医、学校薬剤師等の報酬、2節以下の職員の人件費、物件費のほか、394ページに参りまして、12節の児童生徒等の心電図検査などの手数料、19節の日本スポーツ振興センター共済掛金、中学校及び高等学校の各種スポーツ大会補助金、20節の要・準要保護児童生徒医療給付費扶助費が主なものでございます。  2目社会体育振興費は、1節の体育指導委員報酬、396ページに参りまして、19節の青森県アイスホッケー連盟事業補助金のほか、各種スポーツ大会への負担金、補助金が主なものでございます。  3目体育施設管理費は、13節の体育館等指定管理料、南郷体育施設等指定管理料、15節の東運動公園陸上競技場整備工事費が主なものでございます。  398ページに参りまして、4目学校給食管理費は、学校給食に係る学校教育課の職員の人件費、物件費のほか、20節の準要保護児童生徒学校給食費扶助費が主なものでございます。  5目特別会計整備費は28節の学校給食特別会計に対する繰出金でございます。  以上で第10款教育費の説明を終わります。 ○豊田 委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんでしょうか。 ◆三浦〔博〕 委員 通告しております10款1項、報告書146ページのスクールカウンセラー活用事業についてから、次の心の教室相談員配置事業についての2点を伺います。  ここは2つ一緒に伺っていければと思うのですけれども、今議会の一般質問で、スクールソーシャルワーカーが平成20年度から1年間という事業でのスタートで、1年間に限っての事業という中にあった。そういう中で、家庭、学校、そして地域のそれぞれの負担を和らげてコーディネートしていく、子どもの学びを支える制度として有効であるという話をいただいたところであります。ただ、しかしながら、目下当市では、優先順位としてスクールカウンセラー、そして心の教室相談員の事業を行っているわけでありまして、そこで、この2つについて確認の意味も含めて伺っていきたいと思います。  まず、答弁でもあったのですが、どうして分かれているのかという率直な疑問が私はあります。心の教室相談員も、もともとは国の事業だったというのも伺っていまして、それから県に移り、そして最終的には市が担っている。ただ、それも10校というのに限られていて、一方で、スクールカウンセラーは県の派遣でという中にある。スクールカウンセラーと心の教室相談員の違いというのは、専門性とかそういうので違うのでしょうか。そこをまず伺いたいと思います。 ◎嶋脇 教育指導課長 質問にお答えいたします。  スクールカウンセラーと心の教室相談員の違いについてということでございます。スクールカウンセラーのほうは、基本的に心の悩みを解決するためのカウンセリングを中心に行うというのが目的であります。それから心の教室相談員のほうは、スクールカウンセラーが配置されていない中学校において市で配置しているのですけれども、こちらのほうは、児童生徒の悩み相談、児童生徒の話し相手、児童生徒の学習支援、児童生徒の活動支援、家庭訪問、教師との情報交換というふうに、多少範囲が広くなって子どもをカバーするということになっております。  以上でございます。 ◆三浦〔博〕 委員 専門性と役割が少し違うという中で、中学校の枠組みで考えた場合、15校がスクールカウンセラーで、残りの10校が、心の教室相談員としているということは、振り分けで、そこの子どもを取り巻く学びを支えるという観点、また、そういうふうな環境のところで、差というものが出てくるのではないかと思うのです。そこに関しては、どういうふうに現場から、または配置するに当たって考えているか。現場から、これでも大丈夫ですよという形なのか、どれかに統一してくださいということなのか、2つできれば一緒にということなのか、そういうふうなところではどういう感想を持っておられるでしょうか。 ◎嶋脇 教育指導課長 ただいまの質問にお答えいたします。  スクールカウンセラーは、先ほども申しましたように、県の配置になっておりまして、県では、県内に40校の配置ということで決まっておりまして、そのうち市内は7校になっております。ですから、それ以上にスクールカウンセラーを配置するということはできないわけでございます。ですから、県の配置要綱にのっとって、市のほうで適切であると思われる学校について配置をし、配置できない学校については心の教室相談員でカバーするということです。  それと、学校のほうから、青少年グループ訪問等で学校を訪問したときに、心の教室相談員がいいのか、スクールカウンセラーがいいのかについても希望をとっているということでございます。 ◆三浦〔博〕 委員 そうしますと、希望に沿って県の縛りといいますか、県も限られた予算の中で精いっぱい子どもに対しての予算を確保したいという思いで、7校という頑張りをされていると思います。その中で、残りを心の教室相談員でカバーしているというお話でした。そうなりますと、優先順位というか、配置に対してのある程度の優先順位ということを決めて配置しているのか、それとも何年か置きに、そして最終的には満遍なくほかの中学校、学区にも配置できるような形にしているのか、その点はどうなのでしょうか。 ◎四戸 教育部次長 お答えいたします。  今、教育指導課長からもありましたけれども、学校には学校ごとに、例えば、ここの学校は不登校の子どもが多いとか少ないとか、不登校は少ないのだけれども、悩みを抱えている生徒が多いとか、そういういろいろ実情がございます。それに対応して、先ほどもありましたけれども、例えば青少年グループ訪問というのが生徒指導にかかわる学校訪問として、小学校は年に1回、中学校は年2回、全校を回っております。そういった際に、その辺のところを学校側からお聞きしながら、学校のほうでも、スクールカウンセラーの役割、心の教室相談員の担う役割は理解してございますので、どちらがいいのかというあたりを、状況を見ながら、学校の意見も参考にしながら配置をしております。ですから、ローテーション的に、自動的にカウンセラーと相談員が回るということではございません。  以上でございます。 ◆三浦〔博〕 委員 各学校で、または教育委員会、そして教育部の中で、そのような不登校、また心の悩みを抱えているという児童生徒の把握をされているからこそ、そういうことも可能なのかと感じて、少し安心はしたところであります。  ただ、残りのカバーしている部分が心の教室相談員であるということに対して、これはどうしても差が出てくるのではないのかという率直な思いがあるのです。その部分に対しては、優先順位というか、重要度、重点的にスクールカウンセラーを配置する、残りは、心の教室相談員でも十分に目的達成可能であろうという考え方で配置しているというふうな考え方でいいのでしょう。 ◎嶋脇 教育指導課長 今の考え方でよろしいと思います。 ◆三浦〔博〕 委員 そうすると、現場では特に差というものを感じてはいない、要は、スクールカウンセラーが欲しいという声は上がってはいないのでしょうか。 ◎四戸 教育部次長 お答えいたします。  カウンセリングの技能とか技術とかというレベルの差は、当然これは、スクールカウンセラーになっている方々は、専門のそういう資格を、あるいは準資格を持たれた方がなっております。相談員の場合は必ずしもそうではない。元教員とかそういう方々をお願いしているのです。そういうことから、当然カウンセリングを行う際のレベルとしては、差は当然出てくるわけです。  ただ、先ほども申しましたように、学校のニーズにこたえて配置はしているということと、必要があれば、一応カウンセラーの方々は配置校というのは決まってはいるのですけれども、そのほかに緊急的な要請があれば、県教育委員会に対して、配置されている方々とは別に、お願いをして来ていただくという制度もございまして、そういったことも活用しております。ですから、理想を言えば、それは全部の学校に配置できればもちろんいいとは思うのですけれども、現状はそうではないということで、そういう中で、できる限りの手は尽くしてやっているということでございます。  以上です。 ◆三浦〔博〕 委員 そうすると、一番いいのはスクールカウンセラーが全中学校、学区に配置されたほうが理想はいいということなのか、心の教室相談員が全校に配置されたほうがいいのか。これはどうなのでしょうか。差といっても、専門性によるとは思うのですが、もしできたらの場合ですけれども、そこのところはどちらがいいのでしょうか。 ◎嶋脇 教育指導課長 お答えいたします。  先ほどからのことの繰り返しになるのですけれども、学校によって実情が違うというところもかなり大きいと思っております。それから、スクールカウンセラーの配置時間と心の教室相談員の配置時間という時間数も違っております。例えば、スクールカウンセラーであれば、配置校は年間140時間程度、心の教室相談員は408時間程度ということになっております。そうなったときに、どれだけ自分の学校の子どもたちとかかわってくれるのかということだとか、本当に心の悩みを解決したいと思っていることだとか、さまざま違ってくるものと思います。それで、学校によっては、心の教室相談員でできるだけ長く子どもたちとかかわってくれたほうがいいと思うところもあると思います。  ことしの3月、ある中学校の卒業式に参加させていただきました。卒業生なのだけれども、残念ながら式の席には座れなかったのですが、2階のほうで心の教室相談員と一緒に式を見ながら、同じ仲間と一緒に卒業ということもできる。そういうふうなことも心の教室相談員ならではのことではないかということを感じております。  以上でございます。 ◆三浦〔博〕 委員 お話を聞いて、すごくデリケートな話でもありますし、また、寄り添っていくことの難しさということも、私が想像できる範囲ですが、感じたところであります。優先順位を決めて、専門性で140時間のスクールカウンセラーを配置、残りはより寄り添える心の教室相談員というもので今は現状行い、そして子どもの相談環境というものを、連携をとりながら、いじめだけではなくて、子どもの学び、そして小中学校の義務教育におけるさまざまな情操の発育、学びとはぐくみという中で、鋭意努力されているのだということが伝わってまいりました。  けさの新聞にも出ておりましたけれども、国では今後予算のシーリングが行われていくという中で、この部分の充実というところを掲げております。そういった中で、私は国が直接現場に相談機関を置くとか、そういうのはちょっとどうかと思うのです。ここのスクールカウンセラーを上手にふやしていけるような方向性、またはスクールソーシャルワーカーというものが、子どもを取り巻く学びの支えになるものにもっとなっていけるようにしていきたいという感想を持ったところです。  そういう意味におきましては、ここの部分をより充実させていくためにどうしていけばいいか。優先順位が低いところの中学校の中でも、ずっとそれが固定されているのかというところもありますし、まず子どもを取り巻く学びの環境の公平性の観点というところからも、今後研究して、より充実した内容にしていただきたいとお願いをいたしまして、私の質問を終わります。ありがとうございます。 ○豊田 委員長 ほかに御質疑ありませんでしょうか。 ◆五戸 委員 私からは、予算特別委員会のときいろいろ質問してきました青森県アイスホッケー連盟補助金について、その後、アイスホッケー連盟と何か接触を持ったとは思うのですけれども、その内容を少し教えていただきたい。 ◎村山 スポーツ健康課長 お答えいたします。  平成24年度の当該補助金の執行については、例年と同様に、補助対象経費について青森県アイスホッケー連盟が委託している会計事務所から帳簿の御提供をいただき、これらの資料をもとに精査したほか、連盟の保管している領収書についても1件ずつ確認を行い、厳密な履行確認を行っております。  加えまして、平成24年度の補助金交付事務につきましても再度検討を行い、よりリンク運営事業に焦点を絞る形で補助要領を変更しております。また、田名部記念アリーナの経営状況についても、補助交付先である青森県アイスホッケー連盟と密接に情報交換を行い、運営に支障のないよう注視しているところであります。  最後になりますが、平成24年7月の青森県アイスホッケー連盟総会の際、リンク運営事業の検証と見直しを行う再生委員会が組織され、現在は経営改善に向け、リンク運営事業の検証中であり、今後の方針についても年内に報告できると伺っております。  市といたしましては、同リンクの経営安定のため、これからも同連盟との連携を密に意見交換などを行いながら、当市における重要なスポーツ施設である同リンクの存続について引き続き支援してまいりたいと考えております。  以上です。 ◆五戸 委員 いろいろな滞納などが明らかになったわけですけれども、この問題に関しましては、当初から私は関係いたしておりまして、いろいろな不審点が少しあると思っていますので、少し長くなりますけれども、お話しいたします。  ずっと続けている目的、今お話しされたとおりだと思うのです。当初は県が800万円の支出、市が800万円で要請をいたしまして、県に断られたわけです。その後、市がその分を一括して補助しているわけです。この補助金につきまして、当時、いろいろ話があったときは、理解はするのですけれども、民間の施設もあったということで、民間の経営を圧迫するだろうという話をずっといたしておりまして、結局は民間の施設が圧迫された。閉鎖する結果になったという事実もあります。  しかし、当初のこの目的は、南部山が閉鎖をして、約1年足らずでまた再開したいと。なぜかというと、アイスホッケー事情もあるだろうし、リンクも使用していないと、すぐパイプとかそういうのが悪くなるから、どうしても早目に運営したいということでやったと思うのです。当時、冬季アジア大会が八戸に誘致されまして、そのためにどうしても早く運営したいのだという話でありました。  この補助金は、冬季アジア大会のために本当は限定つきだったのです。その後続けるという話はなかったのです。ところが、冬季アジア大会に必要だというそのときにいろいろ言われましたけれども、冬季アジア大会ではこのリンクを試合場として使用していないのです。だから、県は断ってきたと思うのです。  ところが、その当時、運営の仕方が、補助金の出し方がどうもおかしいと。今、南部山の館長をやっております方がアイスホッケー連盟の理事長になっているわけですけれども、当時、私のほうに運営補助金の出し方がおかしいと言ってきた方がその方なのです。そんなことをすれば、東アイスアリーナのリンクがつぶれる。そして、東アイスアリーナを使用している子どもたちに影響を与える。そういう出し方ではなくて、チームとかそういう方々に補助をしてやっていくべきだと、そういうような話を私にいろいろ指導しながらきて、この補助金に関しては絶対反対してくださいと言ってきた方が、今の理事長の、館長の方なわけです。  当時はまだ理事長ではありませんでしたからいいのですけれども、その方は――当時、松田さんという方が理事長でありました。私も平成19年度から見ていますけれども、当時、この方が理事長のときには、館長という職がなかったのです。そこに給料は発生していません。それが今の館長はちゃんとした固定給、専従者ということでいただいている。  家賃の滞納は、今の館長が館長になる以前から滞納がたしか発生しているはずなのです。そこで、普通運営が厳しかったり何かすれば、人件費とかそういうものを削りながらやっていきますね。ところが、ここで館長の分の給料がふえている。私は多いとは思いませんけれども、月20万円ばかりの給料が発生している。そうしたら、ますます払っていけませんね。  そういう事態があるし、それはそれで連盟が考えることだからいいのでしょうけれども、こういうふうな補助金をいただいている団体のところがそういうふうな事態になって、そして市のもともとの職員の方がそういうふうなところに行って報酬をもらっている。そして補助金が出ているところを見ると、どうも合点がいかない。まずそれが1つ。それはそれである程度理解します。  ただ、この間、再生運営委員会が立ち上がったということで、私も相談を受けました。いろいろ勉強会も開いていただきました。そうしたら、やはり結果としてなかなか難しいとはっきり言っているのです。これから連盟として運営していくには自信が持てない。これははっきり言っていました。  これは今の目的を達成するのであれば、私は再三、これは足りなければふやしたほうがいいとずっと言ってきているのです。ただ、この補助金、今1400万円としてやっているのは、ただ要請されて1400万円出しているわけではないでしょう。出す側もいろいろやって、相手側と話をして、そして運営の規模とかそういうのをかんがみて、そして1400万円に下げたのですけれども、1400万円で運営できるだろうなと、お互いが話し合って判断をして決めたのではないですか。そうすれば、家賃を2000万円近くも払っていないということはどういうことなのだろうなと。私はここに疑問を感じるんです。そうすると、積算の仕方が間違っていたのか、経営の仕方が悪いのか、これはどうなのかということもあります。  東アイスアリーナがやめてから、これは平成19年度にやめているのですけれども、正直な話、次の年度からリンク使用料が1000万円から1500万円ぐらい上がっているのです。ただ、苦しいということはやはり苦しいのでしょう。私はよく連盟の方々から聞くと、このリンクがなければ八戸市で国体も運営できないというのですけれども、その辺はどうなのでしょうか。 ◎村山 スポーツ健康課長 お答えいたします。  現在の八戸のアイスホッケーリンクは新井田のリンクと南部山のリンクと2つありますが、国体においてでも3会場要します。そのために福地のアイスアリーナも加えまして、3会場で国体のアイスホッケー競技を行っております。  南部山のリンクにつきましては、先ほど五戸委員からお話があったように、なくなれば、皆様御承知のとおり、国体、インターハイ、そのような全国大会の規模の開催ができるのかできないのかは、大変難しい状況になると思います。また、来年度にはインターハイの実施が決まっておりまして、どうしても氷都八戸としても、南部山のリンクを保全しながら、アイスホッケー競技、スケート競技、両方冬季の競技に注力して、そして努力して、その地盤を守っていきたいと思っております。 ◆五戸 委員 今言うとおりだと思うのです。そうすれば、これは1つの連盟団体とかそういうものにそういう補助金という形で支出していると、いろいろな問題が出てくると思うのです。そして、南部山リンクの状況として、市のリンクと比べれば使用料も高いですね。本当に今の目的で市が困るのであれば、何で市がやらないのか、私は不思議でしようがないのです。  市は連盟に任せておけば安く上がるからという形でやっているとしか思えないのです。八戸市のためにどうしても必要だということで続けてきたわけでしょう。冬季アジア大会が終わって、これは限定つきだったのだけれども、その後すぐインターハイやら国体やらがあるとかといって、またその年まで延ばしてきた。この点、限定つきでやってきているのは理事会でも何回もやっているのです。その後にどうしてもこのリンクが大事なのだと。東アイスアリーナもやめてしまったし、1つしかないから大事なのだと言われてきているわけだから、市がちゃんと手当てをして、例えば市が今の地主から借り上げて、そして新井田と同じ料金体系にして、アイスホッケーの利用者たちにサービスするということをしていかなければならないと思うのです。  この補助金は本当に安易だと思うのです。市が青森県アイスホッケー連盟に任せておけば安く上がるだろうと。新しいリンクをつくったり何かするよりは、確かに安く上がると思うのです。ただ、南部山だって、正直な話、この間、再生委員会の方々が来て一応話をしていましたけれども、今の田名部組から借りている状況ですね。その契約の中で、壊れたら何の補償もない。壊れたら連盟が全部やるのだ。家主は関係ないのだというお話をしている。そういう契約になっている。  そうしたら、今も家賃も払えないで滞納しているときに、このリンクだってもう相当古いでしょう。私はこの問題をしてから12年になりますから、再生委員会の方々から聞いても、いつ壊れるのだかわかったものではない。もうそういう時期に来ていると。そうしたら、また何百万円とかかるとはっきり言っています。そうしたら、また運営できなくなる。そういうふうな状況になってくるわけです。そういうことを考えれば、市がちゃんとした整備をしてやっていくということを考えなければ、今まで必要なだけ補助金をずっと出してきていることが私は無駄になると思うのです。  そして、あと聞かなければならないのは、長根リンク、今の屋内スケートリンクですが、これができるまでとかという話もこの委員会でも何回もしてきています。それまではという話も出てきている。この屋内スケートリンクの中にアイスホッケーリンクが一応考えられているのですか。 ◎村山 スポーツ健康課長 お答えいたします。  屋内スケート場の中地については、競技団体からアイスホッケーリンク1面をつくってくれということで県に要望しております。  また、先ほど来の経営についてですが、現在、再生委員会で人件費その他もろもろの経費についての削減、また、家賃値下げの折衝から全部行うという話を聞いておりますので、その結果が提出されるのを見守っていきたいと考えております。  以上です。 ◆五戸 委員 それは、私も連盟の今の方々からもお話は聞いたのですけれども、はっきり言って、自信がないと言っていました。そういうことを考えれば、市がちゃんと家主と折衝をして、ちゃんとした補償をして、例えば、5年だったら5年の契約とか、そういう契約をちゃんとして、青森県アイスホッケー連盟という形は、私は余りいいと思いませんけれども、その中から、例えばNPO法人みたいなのをつくらせて、その中でやっていくだとか、そういうことをしっかりと市が考えていくべき時期に来たのではないか。青森県アイスホッケー連盟がやってきた役割は、私は終わったと思うのです。そこをしっかりと次年度の予算までに考えてやるべきだと思っておりますので、その辺のところをしっかりと議論していただいて考えていただくようお願いをいたします。  ただ、どうしても私も力不足で東アイスアリーナを守ってやれなくて、あの近辺でやっている子どもたちが余りにも通うところが遠くなったりして、もうアイスホッケーをやめるとかそういう話がいろいろ出てきて、毎年やめております。あの地区にあったことで、本当に湊中学校もかなりアイスホッケーは力を入れてやっておりましたし、その子どもたちが大変影響をこうむっているし、南部山に行けば高いし、安い福地のほうだ何だかんだと行けば遠いし、そういう話も出てきているのです。例えば今、東北フリーブレイズだって、何かあそこは事務所がもう変わったらしいではないですか。移ったらしいではないですか。そして、練習拠点を新井田に移すという話も聞いているし、結局、料金が高いからです。  やはり市がしっかりと整備をして、屋内スケートリンクができるといったって、何年たつかわからないでしょう、これ。今の県の動向を見ていると、最低でも5年はかかるでしょう。そういうところを考えれば、しっかりとして、青森県アイスホッケー連盟も大変苦労しているのです。何でそんな苦労をしてやるのだと、市にちゃんとした要望を出したり何かしたらいいだろうと、この間もはっきり言ったのですけれども、要望も何もしていない。何で、そんなに自分たちが大変なものをやろうやろうとしているのだ、何かいいことがあるのかということをしゃべっているのだけれども。  私は今の館長だって立派な方だと思うのです。すごくよく知っているし、こういう出し方のあれではうまくないから、強化費という名目で各チームに配分した出し方が一番いいのだと、本人が言っていたのですから。そして、東アイスアリーナに強化費という目的でお金を上げるのではなくて、チームとか学校とか、そういうものに強化費という名目であそこを使わせて、東アイスアリーナの売り上げを上げるということまでやったのです。その当事者が今度そこの館長におさまって、大変なところから給料をもらうというのは、ましてや役所の職員だと、だれが見たって、これは変ではないかと言うのですよ。  だから、そういうふうなこともあるし、しっかりと市が整備をして、財政部長、この辺、しっかりしたほうがいいですよ。いや、これは本当にみんな御都合主義なのですよ、市のほうも。出すほうもそういうのをちゃんとやらなければいけない。出すほうもここに任せておいたほうが安く上がるだろうという感覚でやってきたわけですから、その辺をしっかりと次年度に残しておきますから、この辺の問題をしっかりとクリアしながらやっていくようお願いをいたしまして、終わります。  (「関連」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 五戸委員の質疑についての関連質疑を許します。 ◆田中 委員 今の五戸委員の関連でございますが、県に要望している屋内スケートリンクの中に、さっき話がありましたホッケーリンクをつくるという話も私のところにも聞こえてきています。インターハイも決まっているということでございますので、南部山もきっちりと維持をしながら、この機に抜本的なスケートの普及のあり方を議会、そして全庁挙げてもう1回模索するときではないかというのを思いますので、この件を全庁挙げて御検討いただくように御要望申し上げて、終わります。  以上です。 ○豊田 委員長 ほかに関連質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 ないようですので、以上で五戸委員の質疑に対する関連質疑を終わります。  ほかに御質疑ありませんでしょうか。 ◆田端 委員 通告しておりました10款2項、354ページです。同じく10款5項、377ページの児童科学館について、2つ質問をいたします。  学校の耐震化は進んできましたけれども、校舎以外、体育館の耐震化対策についてです。  平成20年7月に震度6の大きな地震がありました。公会堂は内壁が落下したり大きな被害を受けたのは御存じだと思います。このときの地震と去年の東日本大震災で、市内では比較的新しい体育館が、照明が落下したり、またはパネルが落下するということが続いて起こっていました。学校の体育館は避難所にもなっているものですから、今後の対応、対策はどのようなものかお聞かせ願いたいと思っています。  もう1つ、児童科学館については、こちらも指定管理になっていますけれども、委託料の推移について、増減について教えていただきたいと思っております。 ◎佐藤 教育部次長兼教育総務課長 それでは、私からは屋内運動場の耐震化の進捗状況についてお答えいたします。  屋内運動場につきましても、校舎と同様に耐震診断を実施しまして、耐震補強工事を行っております。現在工事施工中の市川中学校の屋内運動場の渡り廊下の改築をもちまして、屋内運動場の耐震化率は100%となります。  委員が御指摘の天井材のお話ですけれども、これは構造体とは別に非構造部材の耐震化ということで、今、全国的に大きな課題となっております。三陸はるか沖地震のときに、吹上小学校の屋内運動場の天井材が落下いたしました。その後、天井材をすべて撤去しております。市内の小中学校で天井材を張っているタイプの屋内運動場というのは今現在ございません。屋内運動場につきまして天井材落下の心配は現在ございません。  以上でございます。 ◎井上 総合教育センター所長 お答えいたします。  指定管理者は三八五ふれあいネットで、平成23年度は3349万9080円、平成22年度は3387万8000円、平成21年度は3360万2000円ということで、これは平成21年度からの3年間の指定管理の選定のときに、応募のあった3つの応募者から指定管理料及び運営等について、検討委員会で検討して決定した額になっております。  以上です。 ◆田端 委員 ありがとうございました。 ○豊田 委員長 ほかに御質疑ありませんでしょうか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 以上で事前通告による質疑を終わります。  ほかに御質疑ございませんか。 ◆石橋 委員 通告外でお伺いしたいのが地域密着型コーディネーター予算。これはコーディネーターの密着型の予算が今どうなって、どういう学校での影響が出ているのかということをお知らせいただきたいと思っています。
    ◎嶋脇 教育指導課長 地域密着型コーディネーターの費用についてということにお答えしたいと思います。  コーディネーターは、小学校は100人以上の学校、中学校は80人以上の学校にコーディネーターを配置するということになっております。地域密着型のほうでは、コーディネーターの謝礼として、800円掛ける200時間の17校分ということで2720万円の予算、決算は1659万円ということになっております。  以上です。 ◆石橋 委員 それは平成23年度の分ですか、それともことしの平成24年度の分ですか。その推移はたしか少なくなったと思ったのですけれども。というのは、私の子どもが通っている学校でも、コーディネーターの予算が減ったということで、学校に来るのも週2回から週1回になったという報告を受けておりますけれども、予算は別に変わっていないのかどうか、そこら辺をお知らせください。 ◎嶋脇 教育指導課長 コーディネーターの予算については、今述べましたのは平成23年度分の額でございます。単価800円というのは変わっておりません。 ◆石橋 委員 でなくて、平成24年度も同じ額できていますか。 ◎船田 社会教育課長 お答え申し上げます。  市教育委員会では、地域密着型事業と学校支援本部事業ということで、2つのパターンで予算措置しておりまして、根城小学校の場合は学校支援本部事業の予算で手当てしております。昨年度は1校当たり300時間ということで予算措置しておりました。県の予算が減ったということと、単価も800円ということでやっていましたけれども、減ったということで、市の一般財源を少し増加した形で、地域密着型と同じような時間数ということで、今年度は200時間でやっております。そういう形で、若干昨年度よりはことしは減ったという形になります。  以上です。 ◆石橋 委員 減ったということは、県の予算が減ったということで、減った影響が子どものところでもきっと出たのかなと、その点はわかりました。  減ったことによっての影響というのはどのように出ているのか、また、その辺を受けとめているのか。現場の声としてその辺お伺いしたいと思います。 ◎船田 社会教育課長 本部事業が始まったのはたしかもう5年以上も前のことで、各学校で年数は違いますけれども、コーディネーターの方もずっと同じで大分なれてきていらっしゃるということで、大分効率的に動いていると伺っております。そういうことで、各学校にお伺いして、一部ちょっと足りないという学校もあるようですけれども、おおむね妥当な時間だと思われております。  以上です。 ◆石橋 委員 私は個人的には足りないと思っています。もうちょっと活性化してほしい。もうちょっと来て、いろいろな部分の連携をしてほしいし、予算が足りないのであれば、ここに予算を盛ってほしいと思います。この点は、まずは強く御要望したいと思います。  というのは、今いろいろな子どもたち、親もそうですけれども、学校と地域のかかわり合いがどうしても薄い。その中をつなぐという部分も、そういうコーディネーターの方々の力もまたより必要になってくるのかなと。今、子どもとのかかわり合い、例えば夏だったら、ラジオ体操もありましたし、盆踊りがあったり、夏祭りみたいなのがあったり、地域のかかわり合いの中で結ぶというので、コーディネーターの方々の役割もちょっとあるのです。  そういうところを、何か個人では行きにくいけれども、そういう人たちが音頭をとってくれて、やはり出ていったりという場面も往々にしてあるので、学社連携という意味でのつながりは、学校と公民館だという単位があるかもしれませんけれども、そこにはコーディネーターの方々も、もう少しそういう連携の中に入っていただくということになると、時間的な部分で週1回しか来られませんとかということではなくて、もう少し柔軟にできるように、予算が足りないのであれば、そこら辺もふやすということが私は必要ではないのかなと感じております。  そういうことで、ぜひそこら辺をもっと充実させてほしいという考えはありますけれども、教育長、その点、今後とも学校と地域とのかかわりの中でのコーディネーターのあり方としては、何かそういう部分での広がりの必要性を感じます。何か御意見があればお伺いしたいと思います。 ◎松山 教育長 地域密着型教育ということで、54校まで進んでまいりました。この事業がうまくいくかどうかという1つのポイントは、コーディネーターの役割が非常に大きいと私自身もとらえております。いろいろな諸般の事情で小学校が今下がったというお話もありましたけれども、一生懸命地域密着型を進めて、フルに活発に活動すればするほど、コーディネーターの働きが大きくなりますし、そういうものにこたえていかなければならないという認識はございます。今のお話も聞いて、ますます地域密着型、非常にいい形で進んできておりますので、今の御要望にこたえるように努力をしてまいりたいと考えております。  以上です。 ◆石橋 委員 教育長からもそのようなお言葉をいただいて、本当にありがたいと思います。また、ぜひ財政部もその分を見て、急にたくさん増額しろと言いませんけれども、できるところがありましたら、そこら辺を教育委員会、また地域の方々ともお話を聞いて、対応できるところがあればよろしくお願いしたいと思っております。  本当に地域密着型、地域に密着する、地域とのかかわり合いを密着していこうという言葉が割と定着してきたと思っています。その中で、お祭りとかもそうですし、さっき言ったような夏祭りとか、そういう時期的なものもそういう形になってきているし、だから、音楽会にも来たいという形の連携もできたという話も聞いています。今の時期、ちょうど音楽会も、発表会とかが始まってくるものですから、地域の方々もそういうのに来るようなことも聞いています。ぜひその中で、地域とのかかわりが深くなる中で、保護者も後で最終的には、地域の部分にいける、地域のサポートにいける、そういうふうな部分でのつながりのための地域密着型の発信も、私はまた必要な部分と思って期待もしていますので、今後ともそういうふうな充実に向けての取り組みをお願いして、終わります。 ○豊田 委員長 ほかに御質疑ありませんでしょうか。 ◆松橋 委員 通告外で1点だけお伺いしたいと思います。公民館問題で急に思いつきましたので、質問させていただきたいと思います。  大館公民館の修繕といいますか、建てかえ問題で、ちょうど1年前、昨年の9月に質問させていただきました。公民館が老朽化、狭隘化して建てかえをしていただきたいと。それから、特に雨漏りがしているので修繕していただきたいという質問をしたところ、建てかえは予算の関係で、これはなかなか難しいという回答でございましたけれども、修繕は緊急に対応したいという回答でありましたし、また、その後いろいろお話をした経過の中で、年度内の予算で何とか調査検討してみたいというふうな経過だったのです。結果的には年度を越えて現在に至って、1カ月前も地域の連合町内会との会談の中で、まだ修繕していないという話でございました。ですから、修繕が年度を越してしまったのか、あるいは修繕をする必要性が薄いという判断なのか、その辺の経過、あるいは今後の考え方をお伺いしたいと思います。 ◎船田 社会教育課長 お答え申し上げます。  大館公民館で雨漏りしているという経緯は私も承知しております。ただ、どの程度雨漏りしているのか、1度見たいと思っていますけれども、なかなかそういうチャンスに恵まれず、今に至っております。あそこはアスファルト防水という特殊な工法だということを伺っておりまして、どの程度の雨漏りであるのか、そこも私も実際目で見たいと思っているのが一番の実感です。予算は当然計上したいと思っていますけれども、公民館の耐震化とかいろいろな課題もございます。そういった耐震補強とあわせてやれれば経済的でもあるなと、いろいろな考えはございますので、いろいろ検討させていただきたいと思っています。  以上です。 ◆松橋 委員 私も雨が降ればいいと思っているのです。行ってみたいと思っていました。ことしはなかなか雨が降らなくて、雨が降らないと、それが検査できないものなのか、学校でもよくあるらしいのですが、技術的にかなり難しいらしいのです。専門家の大工さんも言っておりますけれども、そうなると、原因をつかむのは難しいと。下手すると、もう新築したほうが早いのだという方もおられまして、これは私もなかなか難しいのではないかと思います。課長は検討してみるということですから、前向きにやってくれるのではないのかとは思います。  ただ、1つ、私も現場を見ていないのでわからないのですが、修繕が本当に必要なのかという疑問を私も実は持っています。公民館運営に支障があるのであれば、市ももっと早く動いているのではないかと思いますし、地域の方々も、何か一生懸命やれやれという雰囲気でもないような気もするのです。その辺、もう少し地元と話し合って、私はなぜこんなことを言うのかというと、地域の方々は雨漏りもさることながら、だんだん老朽化をしてきていると、ぜひ建てかえをしていただきたいというところが大きな願いなわけです。  先ほど課長が答弁の中で耐震化の問題を言われました。学校の耐震化がだんだんこういうふうに終わってきている。大体終えんに近いのではないのかということで、次は公民館が恐らくそれに入るのではないのかと思いますので、耐震化の考え方といいますか、これからの方針といいますか、計画というものがあるとするならば、どういう考え方なのか、その辺お伺いしたいです。 ◎船田 社会教育課長 お答え申し上げます。  小学校、中学校は、文部科学省で交付金制度という非常にありがたい制度を設けていただいて、当教育委員会の学校施設はすべて、今年度100%を迎えることができました。しかし、残念ながら、いわゆる社会教育施設、私どもの公民館、博物館等いろいろな建物、あるいは福祉施設、そういうものに関して、国のありがたい交付金制度というものはないものですから、市の財政と相談しながら、どのように進めていったらいいのか、ただいま相談中です。社会資本整備交付金事業というものに耐震診断、あるいは耐震補強の制度があるのですけれども、ただ、それは申請したから100%もらえるというものでもございません。交付金制度を積極的に活用しながら進めていきたいという思いはあるのですけれども、これも国の財政事情とかそういうものがあります。ただ、いずれにしても、早急に進めていかなければならないものと認識しております。  以上です。 ◆松橋 委員 わかりました。公民館も、今、小中野公民館を見ても、防災機能とか、あるいは避難所としての対応とかいろいろお金もかかりますし、機能も大きくなってきているので、簡単に建てるといっても、財政的に大変難しいということは重々わかっています。  ただ、地域の方々の意見は、地域の拠点である公民館を、もう古くなってきているし、もっと多目的に使えるような状況に持っていきたいという強い熱意があるわけです。我々が言われるのは、市のほうは財政、財政とすぐごまかしてしまうけれども、何とか地域のコミュニティの発展のため、機能強化のために、もっと充実強化をする方針に転換していくべきではないのかということを言われます。  本当にやれないのだったら、やれないと言ってくれということも言われますし、公民館が古いというと、まだ新しいという議論もあります。一番古いわけではないらしく、順列があるということですけれども、私は、耐震診断も含めながら、それから公民館がどれだけ活動されて、その利用状況がどうなのかということも、決算報告書の中にも利用状況が載っていますけれども、社会教育課ではその点も把握していると思います。総合的に今の23館ですか、瑞豊館も含めて24館の公民館があると思いますが、それらの全体の老朽化も含めた調査を今後しながら、いずれこれから古い順からだんだんと建てかえしなければならないだろうと思いますので、小中野公民館を筆頭にして、その辺の調査をするべきたと思います。  前々から市からも言われていますけれども、古いから建てかえしなければならないという議論ではないと思います。車でも年式が古いから取りかえなければならないということではないと思います。新しくても距離を長く乗っていれば老朽化しますので、ですから、そこら辺も含めて、全体的に公民館がどうなのか、実態調査をしながら――地区で言うのは、今すぐ、1年、2年で建てかえしてくれといっているのではないのだと。どういうふうな状況で建てかえの方針で考えてくれるのか。5年後、10年後でもいいのだ。その見通しを示していただきたいという意見を言われております。そうした将来の計画、ビジョンについて、先ほども耐震化中心にやるとは言っているのですが、そういう方針をどのように考えるのかお伺いしたいのです。 ◎船田 社会教育課長 お答え申し上げます。  公民館は、委員おっしゃったように、23館プラス瑞豊館という24館を管理しておりますが、公民館の構造には、鉄骨造、あるいは鉄筋コンクリート造の2種類とか、あるいは高度成長期というか、学校とか公民館が非常にたくさん建設された経緯もございます。多いときは毎年、あるいは1年に2館、そういったときもありました。そういうことを考えながら、基本的には鉄筋コンクリート造であれば、償却資産の耐用年限が50年とかそういう基準がありますから、そこら辺をめどに建てかえるとか、そういうものを考えていくのがいいのかと私個人的には思っております。  以上です。 ◆松橋 委員 わかりました。その辺のビジョンづくりをぜひ協議していただきたい。それから、地域での活動状況も把握しながら、リニューアルといいますか、充実強化もお願いしたいと思っております。  特に今回、3・11の震災によって小中野公民館が建てかえされるということは、私は大変大きいのだろうと思います。  というのは、震災を受けながら、先ほども言いましたように、防災機能とか避難地としての拠点とか、そういうふうな意味合いがすごく公民館が強くなってきているのだろう。最近は余り地震はないのですけれども、住民の方々は、地震とか自然災害に大変恐怖を持って、安全安心の地域をつくりたいと。その拠点が公民館だという意識も強くなっております。また、最近は団塊の世代の方々が退職されまして、地域で大変活躍されておられます。この方々が公民館を拠点にして、生涯学習とか社会教育とかにいろいろ参画をされて、活発に活動されているために、いろいろな講座とか行事がすごく多くなって、公民館も手狭になってきている。  そうした中で、小中野公民館がそうした機能を持ちながら、3階建てということで、恐らくこれから建てるのは、その場所での建てかえでなく、広い土地を求めるのであれば別でしょうが、そこに建てるというと、上のほうに高くなっていく。3階、4階もあるかもわかりません。そんな機能を持った立派な公民館になっていくと思いますので、地域の方々は公民館に大変期待をしておりますので、ぜひとも小中野公民館が青森県はもとより、全国にもモデルになるように、立派な公民館を建設しながら、それが次のこの地域で建てる1つの大きなモデルになっていくと思いますので、小中野に続く公民館のビジョンづくりをぜひ検討していただきたいということをお願いしながら、また最後に、また私も雨が降ったりしたら見ますので、雨漏りの方もぜひ対応していただきたいということをお願いして、終わります。 ○豊田 委員長 ほかに御質疑ありませんでしょうか。  (「関連」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 松橋委員の質疑についての関連質疑を許します。 ◆三浦〔博〕 委員 松橋委員の質問で私も思い出しまして、下長公民館もぜひ補修をよろしくお願いしたいと思っています。  そこで、年次要望なのか、各公民館でそういう要望が上がっていると思うのですが、その実現度合いというものはどういうふうになっているのでしょうか。 ◎船田 社会教育課長 私の把握しているところでは、今まで改築してほしいという正式な要望を受けているのは、小中野公民館と下長公民館の2館いただいていると記憶しております。あとそのほか、根城地区もちょっとといううわさというのもかすかにあったような記憶があります。ただ、先ほど松橋委員に申し上げたとおり、特に下長地区ですと、隣に市民センターがございますので、一体となった活用をお願いしたい。公民館そのものは、そういう施設があるということで、ほかの公民館よりは小さく建ててございます。そういった事情もありますし、あと下長公民館については、昭和55年に建築されていますので、まだ建築三十数年ということですので、私どもの感覚ではまだまだ使える公民館だということを思っております。  以上です。 ◆三浦〔博〕 委員 ありがとうございます。先ほど松橋委員のるるのやりとりの中でも、実現というのは予算的に大変難しいところもある中で、社会教育施設の耐震もあわせた形でのスケジュールも図っていきたいということでありましたので、そのスケジュールに沿って、そのときが来ましたら、ぜひとも改修をしていただきますよう、また、その要望の実現に向けてこれからも前向きに取り組んでいただきますようお願いして、終わります。 ○豊田 委員長 ほかに関連質疑ございますか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 ないようですので、松橋委員の質疑に対する関連質疑を終わります。  ほかに御質疑ありますでしょうか。 ◆田端 委員 通告外ですが、1つだけ質問します。  子ども会は今まで教育委員会の所管でしたけれども、今度こども家庭課への移管になったことの経緯についての説明をお願いします。 ◎佐々木 こども家庭課長 お答え申し上げます。  平成22年12月定例会でございましたけれども、その際に、子どもに関する施策の窓口を一本化して、仮称・こども課を設置してはどうかという御質問をいただいておりました。それまでにも何度か同様の趣旨の御質問をいただいておりまして、その際市長答弁で、庁内にワーキングチームを設置して検討してまいりたいということで答弁したところでございます。その後、年を明けて平成23年2月に子ども家庭課が事務局になって、庁内関係8課でございましたが、ワーキングチームを設置して、その中で、子どもに関する事務事業がどれだけあるのか、あるいはそれらを窓口集約することになじむのか、なじまないのかということも含めて検討をしてまいりまして、結果、今御質問いただいた子ども会の補助金、あるいは幼稚園就園奨励費、これらは教育委員会で所管してございましたが、さらには南郷でやっていた南郷の放課後健全育成事業、それら等々の事業を今年度からこども家庭課に集約したというところでございます。  以上でございます。 ◆田端 委員 ありがとうございます。以上です。 ○豊田 委員長 ほかに御質疑ありませんでしょうか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 以上で第10款教育費の質疑を終わります。  この際、お諮りいたします。  第11款災害復旧費から第14款予備費までを一括審査したいと思いますが、これに御異議ありませんでしょうか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 御異議なしと認めます。  よって、第11款災害復旧費から第14款予備費までを一括審査いたします。  説明を求めます。 ◎石田 財政部次長兼財政課長 それでは、400ページをお開き願います。  第11款災害復旧費について御説明申し上げます。  平成23年度の災害復旧費は、東日本大震災及び平成23年9月21日発生の台風15号による災害復旧事業費でございます。予算現額は23億3291万2000円であり、支出済額は5億4973万5085円でございます。翌年度への繰越額は、繰越明許費に基づく農業用用排水路、漁港、水産物流通機能高度化施設、水産物産地流通施設、消防施設、社会教育施設災害復旧事業費を合わせた額の17億3775万250円でございます。不用額は4542万6665円で、執行率は23.6%となるものでございます。  1項1目土木施設災害復旧費は白浜海水浴場線ほか8カ所の道路等の復旧工事費でございます。  2目社会福祉施設災害復旧費は、更上閣、総合福祉会館、海浜荘、身体障害者更生館の修繕料でございます。  3目労働施設災害復旧費は職業訓練センターの給水管等の修繕料でございます。  4目農林水産業施設災害復旧費は、11節の水産会館の修繕料、13節の荷さばき施設A棟、B棟増築分の災害復旧調査等委託料、15節の第一種漁港、農業用用排水路等の復旧工事費が主なものでございます。  402ページに参りまして、5目商工観光施設災害復旧費は種差海浜公衆トイレほか観光施設等の修繕料でございます。  6目都市施設災害復旧費は15節の北地区海浜緑地ほか8カ所の公園等の復旧工事費が主なものでございます。  7目消防施設災害復旧費は、防災行政無線の仮復旧、太陽電池式避難誘導標識の修繕料でございます。  8目小学校施設災害復旧費は多賀小学校ほか17校の実施設計委託料及び復旧工事費でございます。  9目中学校施設災害復旧費は東中学校ほか12校の実施設計委託料及び復旧工事費でございます。  10目社会教育施設災害復旧費は、11節の八戸市公会堂・公民館、南郷文化ホールの修繕料、404ページに参りまして、15節の八戸市公会堂・公民館の外壁等の復旧工事費でございます。  11目体育施設災害復旧費は、11節の南部山健康運動センター等の修繕料、13節の長根スケートリンクの災害復旧調査等委託料でございます。  12目衛生施設災害復旧費は南郷母子健康センターの修繕料でございます。  それでは、406ページをお開き願います。  第12款公債費について御説明申し上げます。  予算現額は101億2349万9000円であり、支出済額は101億1349万7953円でございます。不用額は1000万1047円で、執行率は99.9%となるものでございます。  408ページをお開き願います。  第13款諸支出金の予算現額は10億865万2000円であり、支出済額は8億8865万2000円でございます。不用額は1億2000万円で、執行率は88.1%となるものでございます。  それでは次に、410ページをお開き願います。  第14款予備費でございますが、当初予算額は5000万円で、このうち1402万4000円を年度途中の緊急の支払いに充てたものでございます。  8款2項2目への充当は融雪剤の購入でございます。  以上で第11款災害復旧費から第14款予備費までの説明を終わります。 ○豊田 委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんでしょうか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 御質疑なしと認めます。  以上で第11款災害復旧費から第14款予備費までの質疑を終わります。
     以上をもって一般会計歳入歳出決算のうち歳出の質疑は終了いたしました。  これより一般会計歳入歳出決算の歳入を一括審査いたします。  説明を求めます。 ◎石田 財政部次長兼財政課長 それでは、決算書の54ページをお開き願います。  歳入について御説明申し上げます。  第1款市税の予算現額は296億873万5000円で、調定額は325億6761万6168円、収入済額は299億268万7778円でございます。不納欠損額は2億8995万5298円で、収入未済額は23億7833万4677円でございます。調定額に対する収納率は91.8%となるものでございます。収入済額を前年度と比較いたしますと0.7%、2億2037万103円の減収となるものでございます。  主な税目について御説明を申し上げます。  1項市民税のうち、1目個人市民税は、東日本大震災の影響や景気の低迷による個人所得の減少により、前年度と比較いたしますと1.9%、1億7658万8743円の減収、2目法人市民税は、東日本大震災の影響により、前年度と比較いたしますと9.3%、2億8055万6147円の減収となったものでございます。  2項固定資産税は、56ページにわたりますが、家屋は新増築分の増により、償却資産は新規設備投資の増等により、それぞれ増収となったものの、土地は地価下落の影響により減収となり、全体としては、前年度と比較いたしますと0.2%、2732万1262円の減収となったものでございます。  3項軽自動車税は、前年度と比較いたしますと1.7%、664万1525円の増収、4項市たばこ税は、前年度と比較いたしますと15.4%、2億5827万4624円の増収、5項鉱産税は、前年度と比較いたしますと13.5%、82万100円の減収となったものでございます。  6項特別土地保有税は収入がなかったものでございます。  58ページに参りまして、第2款地方譲与税は、予算現額は7億8006万6000円で、調定額、収入済額とも7億8006万6579円でございます。前年度と比較いたしますと3.2%、2539万7570円の減収となったものでございます。  60ページに参りまして、第3款利子割交付金は、予算現額、調定額、収入済額とも6259万2000円でございます。前年度と比較いたしますと23.2%、1891万1000円の減収となったものでございます。  62ページに参りまして、第4款配当割交付金は、予算現額、調定額、収入済額とも2508万4000円でございます。前年度と比較いたしますと16.2%、349万1000円の増収となったものでございます。  64ページに参りまして、第5款株式等譲渡所得割交付金は、予算現額、調定額、収入済額とも495万円でございます。前年度と比較いたしますと16.3%、96万1000円の減収となったものでございます。  66ページに参りまして、第6款地方消費税交付金は、予算現額、調定額、収入済額とも24億5440万1000円でございます。前年度と比較いたしますと1.1%、2727万1000円の増収となったものでございます。  68ページに参りまして、第7款ゴルフ場利用税交付金は、予算現額は228万1000円で、調定額、収入済額とも228万1160円でございます。前年度と比較いたしますと29.9%、97万1040円の減収となったものでございます。  70ページに参りまして、第8款自動車取得税交付金は、予算現額、調定額、収入済額とも1億5226万6000円でございます。前年度と比較いたしますと18.8%、3525万3000円の減収となったものでございます。  72ページに参りまして、第9款国有提供施設等所在市助成交付金は、予算現額、調定額、収入済額とも3億7246万2000円でございます。前年度と比較いたしますと1.9%、684万1000円の増収となったものでございます。  74ページに参りまして、第10款地方特例交付金は、予算現額、調定額、収入済額とも2億5459万8000円でございます。前年度と比較いたしますと23.6%、7856万1000円の減収となったものでございます。  76ページに参りまして、第11款地方交付税は、予算現額、調定額、収入済額とも206億7545万5000円でございます。前年度と比較をいたしますと28.2%、45億4933万6000円の増収となったものでございます。  78ページに参りまして、第12款交通安全対策特別交付金は、予算現額、調定額、収入済額とも4500万2000円でございます。前年度と比較いたしますと4.6%、217万2000円の減収となったものでございます。  80ページに参りまして、第13款分担金及び負担金は、予算現額は12億8676万4000円、調定額は13億8116万159円で、収入済額は12億9804万949円でございます。不納欠損額は791万2720円で、収入未済額は7520万6490円でございます。収入済額を前年度と比較いたしますと0.3%、429万2762円の増収となったものでございます。  1項負担金の主なものは、2目1節の老人福祉施設費用徴収金、2節の私立保育所費用徴収金、市立保育所費用徴収金でございます。  82ページに参りまして、第14款使用料及び手数料は、予算現額は12億4977万6000円、調定額は13億1970万9535円で、収入済額は12億6839万4735円でございます。不納欠損額は72万5990円で、収入未済額は5058万8810円でございます。収入済額を前年度と比較いたしますと0.9%、1121万1922円の減収となったものでございます。  1項使用料の主なものは、2目1節の高齢者福祉施設使用料、総合福祉会館使用料、3目1節の斎場使用料、看護師養成所の授業料及び入学金、5目2節の魚菜市場使用料、84ページに参りまして、7目1節の道路占用料、住宅使用料、住宅駐車場使用料、八戸ポータルミュージアム使用料、86ページに参りまして、9目2節の公民館等社会教育施設の使用料でございます。  2項手数料の主なものは、1目1節の税関係証明手数料、戸籍、住民基本台帳、印鑑手数料、3目2節の廃棄物埋立処分手数料、廃棄物収集処理手数料、88ページに参りまして、6目1節の建築確認申請手数料でございます。  それでは、90ページをお開き願います。  第15款国庫支出金は、予算現額は215億5382万1000円、調定額は205億6549万6141円で、収入済額は199億4611万5141円でございます。収入未済額は6億1938万1000円となっておりますが、これは平成24年度に繰り越した繰越明許費の特定財源となるものでございます。収入済額を前年度と比較いたしますと21%、34億5692万2975円の増収となったものでございます。  1項国庫負担金の主なものは、1目1節の特別障害者手当等給付費負担金、障害者自立支援給付費負担金、障害者医療費負担金、2節の私立保育所運営費負担金、5節の児童扶養手当負担金、6節の生活保護費負担金、7節の国民健康保険基盤安定費負担金、8節の子ども手当負担金、2目2節の漁港等災害復旧事業費負担金、3目の平成22年度から事故繰越となった特定財源として、92ページに参りまして、1節の小学校施設整備費負担金でございます。  2項国庫補助金の主なものは、1目1節の地域生活支援事業費補助金、3節の次世代育成支援対策交付金、2目2節の災害廃棄物処理事業費補助金、同じく2目の平成22年度から繰り越しとなった継続費逓次繰越の特定財源として、2節の循環型社会形成推進交付金、3目2節の社会資本整備総合交付金、94ページに参りまして、同じ3目の平成22年度から繰り越しとなった繰越明許費の特定財源として、2節の社会資本整備総合交付金道路分、4目の平成22年度から繰り越しとなった事故繰越及び繰越明許費の特定財源として安全・安心な学校づくり交付金、96ページに参りまして、同じく4目の平成22年度から事故繰越となった特定財源として、4節の埋蔵文化財保存活用整備事業費補助金、5目1節の水産物流通機能高度化対策事業費補助金、同じく5目の平成22年度から繰り越しとなった事故繰越及び繰越明許費の特定財源として、1節の水産物流通機能高度化対策事業費補助金、8目1節の東日本大震災復興交付金、同じく8目の平成22年度から繰り越しとなった繰越明許費の特定財源として、98ページに参りまして、1節の地域活性化・きめ細かな臨時交付金、地域活性化・住民生活に光をそそぐ交付金、同じく8目の平成22年度から事故繰越となった特定財源として、1節の地域活性化・公共投資臨時交付金、地域情報通信基盤整備推進交付金でございます。  3項委託金の主なものは2目1節の国民年金事務費委託金でございます。  100ページをお開き願います。  第16款県支出金は、予算現額は176億1607万6000円、調定額は170億127万773円で、収入済額は113億6803万6773円でございます。収入未済額は56億3323万4000円となっておりますが、これは平成24年度に繰り越した繰越明許費の特定財源となるものでございます。収入済額を前年度と比較いたしますと102.8%、57億6135万721円の増収となったものでございます。  1項県負担金の主なものは、1目1節の障害者自立支援給付費負担金、障害者医療費負担金、2節の私立保育所運営費負担金、5節の生活保護費負担金、6節の国民健康保険基盤安定費負担金、7節の子ども手当負担金、2目2節の後期高齢者医療の保険基盤安定費負担金、2項県補助金の主なものは、1目1節の重度障害者医療費補助金、自立支援特別対策事業費補助金、102ページに参りまして、介護基盤緊急整備等臨時特例交付金、2節のひとり親家庭等医療給付事業費補助金、子育て支援特別対策事業費補助金、延長保育事業補助金、同じく1目の平成22年度から繰り越しとなった繰越明許費の特定財源として、1節の介護基盤緊急整備等臨時特例交付金、2目1節の乳幼児はつらつ育成事業費補助金、2節の災害廃棄物処理促進事業費補助金、同じく2目の平成22年度から繰り越しとなった繰越明許費の特定財源として、1節のワクチン接種緊急促進事業費補助金、3目1節の緊急雇用創出事業補助金、ふるさと雇用再生特別基金事業補助金、104ページに参りまして、4目4節の漁船漁業復興事業費補助金、同じく4目の平成22年度から事故繰越となった特定財源として、4節の沿岸漁業構造改善事業費補助金、106ページに参りまして、10目1節の東日本大震災復興推進交付金でございます。  3項委託金の主なものは、1目2節の徴税費委託金、108ページに参りまして、5節の県議会議員選挙費委託金、県知事選挙費委託金、2目2節の災害救助費委託金でございます。  110ページをお開き願います。  第17款財産収入は、予算現額は1億1704万1000円、調定額は1億2529万2479円で、収入済額は1億2356万234円、収入未済額は173万2245円でございます。収入済額を前年度と比較いたしますと1.1%、140万2672円の減収となったものでございます。  1項財産運用収入の主なものは、1目1節の土地及び建物貸付収入、2目1節の地域活性化公共投資基金等の利子、2項財産売払収入の主なものは、112ページに参りまして、3目1節の市有不動産売払収入でございます。  114ページをお開き願います。  第18款寄附金は、予算現額は1億9728万5000円で、調定額、収入済額とも2億515万4328円でございます。収入済額を前年度と比較いたしますと666.4%、1億7838万6030円の増収となったものでございます。  寄附金の主なものは、1目1節のふるさと納税寄附金、総務費寄附金、震災復興基金寄附金、南郷区地域活性化基金寄附金、4目1節の教育振興費寄附金でございます。  116ページをお開き願います。  第19款繰入金は、予算現額は29億5738万8550円で、調定額、収入済額とも27億6298万8489円でございます。収入済額を前年度と比較いたしますと35.8%、7億2833万924円の増収となったものでございます。  1項特別会計繰入金の主なものは1目1節の都市計画駐車場特別会計繰入金でございます。  2項基金繰入金の主なものは、1目1節の財政調整基金繰入金、2節の市債管理基金繰入金、10節の定住自立圏振興基金繰入金、12節の地域活性化公共投資基金繰入金、118ページに参りまして、14節の東日本大震災復興交付金基金繰入金、同じく1目の平成22年度から繰り越しとなった繰越明許費の特定財源として、12節の地域活性化公共投資基金繰入金でございます。  それでは、120ページをお開き願います。  第20款繰越金は、予算現額は40億9853万9593円で、調定額、収入済額とも40億9853万9912円でございます。収入済額を前年度と比較いたしますと53.6%、14億3005万2647円の増収となったものでございます。このうち、継続費逓次繰越、繰越明許費及び事故繰越分につきましては平成22年度からの繰越事業への充当財源でございます。  122ページをお開き願います。  第21款諸収入は、予算現額は35億1015万8000円、調定額は36億9758万5428円で、収入済額は35億4693万8635円でございます。不納欠損額は42万4864円で、収入未済額は1億5022万1929円でございます。収入済額を前年度と比較いたしますと6.3%、2億3883万316円の減収となったものでございます。  諸収入の主なものは、1項1目1節の税滞納延滞金、3項1目貸付金元利収入のうち、1節の地域総合整備資金、124ページに参りまして、9節の商工組合中央金庫、11節の自動車運送事業会計、12節の八戸赤十字病院、13節の中小企業特別保証制度への各貸付金元利収入、2目1節の奨学金貸与元利収入、4項1目1節の受託事業収入は後期高齢者医療健康診査受託事業収入、126ページに参りまして、5項3目1節の雑入は、生活保護費返還金、重度心身障害者医療費高額療養費等返還金、高齢者等バス特別乗車証負担金、128ページに参りまして、社会保険料等徴収金、130ページに参りまして、東日本大震災復興支援交付金でございます。  次に、132ページをお開き願います。  第22款市債は、予算現額は105億6980万円で、調定額、収入済額とも78億5810万円でございます。収入済額を前年度と比較いたしますと26.2%、27億8700万円の減収となったものでございます。  市債の主なものは、1目1節の地域総合整備資金貸付事業債、3目1節の最終処分場整備事業債、同じく3目の平成22年度から繰り越しとなった継続費逓次繰越の特定財源として、1節の最終処分場整備事業債、134ページに参りまして、6目1節の道路新設改良事業債、2節の都市計画事業負担金債、3節の公営住宅建設事業債、5節の港湾整備事業負担金債、同じく6目の平成22年度から繰り越しとなった繰越明許費の特定財源として、1節の道路新設改良事業債交付金分、7目2節の消防施設整備事業負担金債、136ページに参りまして、8目の平成22年度から繰り越しとなった繰越明許費の特定財源として、1節及び2節の小中学校施設整備債、3節の社会教育施設整備事業債、同じく8目の平成22年度から事故繰越となった特定財源として、1節の小学校施設整備債、9目1節の臨時財政対策債でございます。  以上で歳入の説明を終わります。 ○豊田 委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんでしょうか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 御質疑なしと認めます。  以上で一般会計歳入歳出決算の歳入の質疑を終わります。  これをもって平成23年度八戸市一般会計歳入歳出決算の質疑は終了いたしました。  この際、暫時休憩いたします。        午後0時05分 休憩   ────────────────────        午後1時10分 再開 ○豊田 委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。  これより平成23年度八戸市各特別会計歳入歳出決算の審査に入ります。  それでは、平成23年度八戸市国民健康保険特別会計歳入歳出決算を審査いたします。  歳入歳出の一括説明を求めます。 ◎鬼柳 市民健康部次長兼国保年金課長 それでは、平成23年度八戸市国民健康保険特別会計歳入歳出決算について御説明を申し上げます。  決算書の414ページをお開き願います。  予算額決算額総括表ですが、歳入決算額の合計は270億2279万4214円で、予算執行率は99.4%でございます。415ページに参りまして、歳出決算額の合計は265億5968万1083円で、予算執行率は97.7%となっております。その結果、歳入歳出差引残額は4億6311万3131円で、これは翌年度へ繰り越したものでございます。  416ページをお開き願います。  歳入について御説明を申し上げます。  第1款国民健康保険税は、収入済額は56億6743万3816円で、還付未済額を除いた現年課税分の収納率は85.63%でございます。また、滞納繰越分は12.08%となっております。  420ページに参りまして、第2款使用料及び手数料は国民健康保険税の督促手数料が主なものでございます。  422ページに参りまして、第3款国庫支出金ですが、1項1目療養給付費等国庫負担金は、保険給付費、老人保健拠出金、介護給付費納付金及び後期高齢者支援金に対する国庫負担金でございます。  2目高額医療費共同事業国庫負担金は高額医療費共同事業拠出金に対する国庫負担金、3目特定健康診査等負担金は特定健康診査及び特定保健指導の経費に対する国庫負担金でございます。  2項1目財政調整交付金は、市町村間の財政力の不均衡を調整するために交付される普通調整交付金と、特別の事情等に対する特別調整交付金でございます。  3目は出産育児一時金補助金でございますが、平成23年3月までの暫定措置として4万円引き上げられておりました出産育児一時金が、平成23年4月から恒久措置となったもので、引き上げ分のうち1万円が国庫補助されたものでございます。  4目災害臨時特例補助金は東日本大震災により被災した国保被保険者の一部負担金免除及び国保税減免に係る費用に対する国庫補助金でございます。  5目高齢者医療制度円滑運営事業費補助金は、高齢者医療制度の円滑かつ健全な運営を図るために交付される国庫補助金で、高齢受給者証再交付に係る経費が対象となっております。  424ページに参りまして、第4款療養給付費等交付金は、退職被保険者等の療養給付費等に対する社会保険診療報酬支払基金からの交付金でございます。  426ページに参りまして、第5款前期高齢者交付金は、各保険者間における前期高齢者の偏在による負担の不均衡を調整するため、社会保険診療報酬支払基金から交付されるものでございます。  428ページに参りまして、第6款県支出金でございますが、1項1目高額医療費共同事業負担金は高額医療費共同事業拠出金に対する県負担金、2目特定健康診査等負担金は特定健康診査及び特定保健指導の経費に対する県負担金でございます。  2項1目調整交付金は都道府県が市町村の国保財政を調整するために交付する県補助金でございます。  430ページに参りまして、第7款共同事業交付金でございますが、1項1目の1件80万円を越える医療費を対象とする高額医療費共同事業交付金、2目の1件30万円を超える医療費を対象とする保険財政共同安定化事業交付金は、ともに一定の割合で青森県国民健康保険団体連合会から交付されるものでございます。  432ページに参りまして、第8款財産収入は財政調整基金の利子でございます。  434ページに参りまして、第9款繰入金でございますが、1項1目1節一般会計繰入金は、地方交付税で措置された事務費、出産育児一時金及び財政安定化支援事業分の繰入金、2節保険基盤安定繰入金は低所得者に対する国保税の軽減相当分及び保険者支援分の繰入金でございます。  436ページに参りまして、第10款繰越金は前年度からの繰越金でございます。  438ページに参りまして、第11款諸収入は、440ページにわたりますが、国保税の延滞金、交通事故等に係る第三者行為医療費の納付金、国保資格のなかった者に対し支給した保険給付費の返納金が主なものでございます。  442ページをお開き願います。  歳出について御説明を申し上げます。  第1款総務費でございますが、1項1目一般管理費は、職員15人分の人件費、物件費のほか、19節の青森県国民健康保険団体連合会負担金、25節の財政調整基金積立金が主なものでございます。  444ページに参りまして、2項1目賦課徴収費は職員14人分の人件費及び物件費が主なものでございます。  2目納税奨励費は納税貯蓄組合連合会及び納税貯蓄組合に対する補助金のうち国保税に係る分でございます。  446ページに参りまして、3項運営協議会費は、国民健康保険運営協議会委員16人分の報酬のほか、協議会運営に係る経費でございます。  448ページに参りまして、第2款保険給付費でございますが、1項1目一般被保険者療養給付費及び2目退職被保険者等療養給付費は、入院、通院等の療養給付費でございます。  3目一般被保険者療養費及び4目退職被保険者等療養費は整骨院やコルセット代などの給付費でございます。  5目審査支払手数料は、診療報酬明細書の審査、支払い事務に要した費用を青森県国民健康保険団体連合会に支出したものでございます。
     次にございます2項は高額療養費、450ページに参りまして、3項は移送費、4項は出産育児一時金、5項は葬祭費に係る経費でございます。  452ページに参りまして、第3款後期高齢者支援金は後期高齢者医療費への現役世代の支援分を社会保険診療報酬支払基金へ拠出しているものでございます。  454ページに参りまして、第4款前期高齢者納付金は歳入の前期高齢者交付金に関連する納付金でございますが、前期高齢者納付金の額が著しく過大となる保険者の負担軽減のため、加入者数に応じて全保険者に再案分されるものでございます。  456ページに参りまして、第5款老人保健拠出金は老人保健医療費及び事務費に係る拠出金でございます。老人保健制度は平成19年度で終了しておりますが、平成20年3月以前の診療分の精算に係る経費でございます。  458ページに参りまして、第6款介護納付金は介護保険第2号被保険者の国民健康保険税分を社会保険診療報酬支払基金に納付したものでございます。  460ページに参りまして、第7款共同事業拠出金でございます。  1項1目の1件80万円を超える医療費について県単位で費用調整する高額医療費共同事業に対する拠出金、2目の1件30万円を超える医療費について県単位で費用調整する保険財政共同安定化事業に対する拠出金が主なものでございます。  462ページに参りまして、第8款保健事業費でございますが、1項1目特定健康診査等事業費は特定健康診査及び特定保健指導に係る経費、2項1目疾病予防費は、訪問指導看護師の人件費及び物件費、総合健診委託料、医療費通知委託料、市民保養所利用に対する助成経費が主なものでございます。  464ページに参りまして、第9款諸支出金でございますが、1項1目保険税還付金は国民健康保険税の過誤納金還付金、3目償還金は過年度に交付された国庫支出金及び県支出金の確定による返還金でございます。  466ページに参りまして、第10款予備費は支出ゼロでございます。  以上で説明を終わります。 ○豊田 委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんでしょうか。 ◆田端 委員 通告しておりました税の滞納状況についてと、あわせて短期保険証の世帯、資格証明証の交付を受けている世帯について数をお聞きしたいと思っています。お願いします。 ◎兼田 収納課長 それでは、田端委員にお答えを申し上げます。  私のほうは収納課でございますので、滞納者数、滞納金額をお示ししたいと思います。  それでは、滞納状況についてお答えを申し上げます。  平成23年度の滞納者数と滞納金額についてでございますが、現年課税分、滞納繰越分合わせまして、滞納者数で9417人、滞納金額では33億9859万1669円となっております。このうち、現年課税分につきましては8億8143万5776円となっております。 ◎鬼柳 市民健康部次長兼国保年金課長 それでは、短期証及び資格証の交付件数でございます。  平成23年度、この5月31日に出納閉鎖した時点での数字でございますけれども、短期証の交付数が4058件、それと資格証交付が307件となっております。  以上です。 ◆田端 委員 旧3市で、青森市、弘前市との比較があればお願いします。 ◎鬼柳 市民健康部次長兼国保年金課長 実は、青森市、弘前市の状況も聞いてはおります。ただ、数字を言う前にちょっと考え方があるのですけれども、各市町村国保それぞれで短期証及び資格証に対する考え方が違います。ですので、丸々数字だけを比較ということにはならないと思いますので、その点御了承いただきたいと思います。  青森市でございますけれども、短期証が1578件、資格証が419件と聞いております。弘前市は、短期証が2038件、資格証が832件と聞いております。  以上です。 ◆田端 委員 滞納状況で、滞納者が9417人と、また33億円余りという数字に改めて驚きました。このような状況になったのは、被保険者や八戸市だけの責任や対応でどうなるということでは、決して事態は打開できないものだと考えております。この原因になったのは、国が昭和59年から国保の国庫負担をずっと削減し続けてきたことだと考えています。この当時は国庫負担率は50%だったのです。現在は24.7%、半分以下にまで減らして、その結果、被保険者の負担が5割増しになってきたというのが、滞納の大きな原因になっているのではないかと考えております。  いずれにしても、18歳未満の方がいるところでは、相談に応じて資格証から短期保険証を交付するということは大きな前進だと考えております。私たち市民の命にかかわることですので、さまざまな事情や困難はあると思いますけれども、資格証明証から短期保険証の発行を頑張ってお願いしたいということを申し上げて、終わります。 ○豊田 委員長 ほかに御質疑ありませんでしょうか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 以上で事前通告による質疑を終わります。  ほかに御質疑ありますでしょうか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 御質疑なしと認めます。  以上で平成23年度八戸市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の質疑を終わります。  平成23年度地方卸売市場八戸市魚市場特別会計歳入歳出決算の審査に入ります。  歳入歳出の一括説明を求めます。 ◎磯嶋 水産振興課長 それでは、平成23年度地方卸売市場八戸市魚市場特別会計歳入歳出決算について御説明申し上げます。  決算書の470ページをお開き願います。  予算額決算額総括表でございますが、歳入の決算額合計は6億5251万9892円で、予算執行率は97.3%でございます。次のページに移りまして、歳出の決算額合計は6億2774万4083円で、予算執行率は93.6%でございます。歳入歳出差引残額2477万5809円は翌年度へ繰り越しいたしました。  次に、472ページをお開き願います。  歳入について御説明を申し上げます。  第1款使用料及び手数料は卸売業者からの魚介類取り扱いに係る市場使用料が主なものでございます。  474ページをお開き願います。  第2款財産収入は自動販売機設置に係る建物貸付収入及び魚市場特別会計基金の利子でございます。  476ページをお開き願います。  第3款繰入金は、災害復旧事業費、市場整備公債費等の不足補てんのため、一般会計から繰り入れをしたものでございます。  478ページをお開き願います。  第4款繰越金は前年度繰越金でございます。  480ページをお開き願います。  第5款諸収入は、市場施設使用者からの電気、水道料金等負担分の収入が主なものでございます。  482ページをお開き願います。  第6款市債は魚市場施設の災害復旧事業債でございます。  484ページをお開き願います。  第7款県支出金は魚市場施設の災害復旧工事費等に係る県補助金でございます。  486ページをお開き願います。  第8款寄附金はふるさと納税の水産振興寄附金でございます。  488ページをお開き願います。  歳出について御説明を申し上げます。  第1款総務費のうち、1項1目一般管理費は魚市場の管理に係る職員9人分の人件費及び物件費でございます。  このうち、11節需用費は各市場の光熱水費及び施設の修繕等が主なものでございます。  13節委託料は、各市場の夜間及び休日の監視業務、清掃業務及び施設管理の委託が主なものでございます。  15節工事請負費は第三魚市場管理棟の空調設備設置工事費でございます。  490ページに参りまして、2目運営審議会費は八戸市魚市場運営審議会委員15人分の報酬と審議会の運営に要した経費でございます。  492ページをお開き願います。  第2款公債費は、災害復旧事業費、市場衛生高度化事業費、魚市場施設整備事業費の元金及び利子の償還金でございます。  494ページをお開き願います。  第3款災害復旧費は、第一、第二、第三魚市場及び卸売場の災害復旧に要した人件費及び物件費でございます。  このうち、11節需用費は各市場施設の修繕費でございます。  13節委託料は第一魚市場テント上屋設置工事等に係る工事監理及び調査設計委託料でございます。  15節工事請負費は第一魚市場テント上屋設置等の工事費でございます。  18節備品購入費は、第一、第三魚市場のトラックスケール及び計量小屋等の購入費でございます。  以上で説明を終わります。 ○豊田 委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんでしょうか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 御質疑なしと認めます。  以上で平成23年度地方卸売市場八戸市魚市場特別会計歳入歳出決算の質疑を終わります。  平成23年度八戸市都市計画土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の審査に入ります。  歳入歳出の一括説明を求めます。 ◎丸山 区画整理課長 それでは、平成23年度八戸市都市計画土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算について御説明申し上げます。  決算書498ページをお開き願います。  決算額は、歳入合計12億8229万7461円、執行率90.7%、歳出合計11億5713万5222円、執行率81.9%で、差引残額1億2516万2239円は翌年度へ繰り越しいたしました。  500ページをお開き願います。  歳入について御説明申し上げます。  第1款使用料及び手数料は、事業中に発行します仮換地証明等の手数料、売市第一土地区画整理事業清算金徴収に係る督促手数料でございます。  502ページに参りまして、2款1項国庫補助金は八戸駅西地区への補助金、交付金で、1目土地区画整理事業国庫補助金は現年度及び平成22年度の繰越明許費の特定財源でございます。  504ページに参りまして、3款1項1目土地区画整理事業保留地処分金は八戸駅西地区の保留地売却収入、2項1目財産貸付収入は売市第一地区の保留地貸付収入でございます。  506ページに参りまして、第4款繰入金は一般会計繰入金で、市施行の区画整理事業に対する一般会計からの繰入金でございます。  508ページに参りまして、第5款繰越金は前年度繰越金と繰越明許費財源充当額でございます。  510ページに参りまして、6款1項雑入は、売市第一地区の清算徴収金のほか、売市第二地区行政代執行費用徴収金でございます。  512ページに参りまして、第7款市債は八戸駅西地区についての土地区画整理事業債でございます。  514ページをお開き願います。  歳出について御説明申し上げます。  1款1項1目売市第一土地区画整理事業費は清算金徴収等に係る事務経費、2目売市第二土地区画整理事業費は、事業に係る審議会委員報酬のほか、事務経費でございます。  516ページに参りまして、2款1項1目八戸駅西土地区画整理事業費は、519ページにわたりますが、予算現額9億4000万円に対しまして支出済額6億8669万9455円で、差引残額のうち2億3797万円を翌年度へ繰り越しいたしました。これは、関係権利者との移転交渉に不測の日数を要したことにより、街路築造等工事費、建物移転等補償費などを明許繰り越ししたものでございます。  支出の主なものは、職員の人件費、物件費のほか、13節の家屋調査業務等委託料及び地質調査及び地盤解析業務委託料、518ページに参りまして、15節の街路築造等工事費及び整地等工事費、19節の水道管布設工事負担金、22節の建物移転等補償費でございます。  次の同じく八戸駅西土地区画整理事業費は平成22年度の繰り越しを執行したもので、15節の街路築造等工事費、22節の建物移転等補償費が主なものでございます。  520ページに参りまして、第3款公債費は、土地区画整理事業に係る借入金の元金償還金、利子償還金でございます。  以上で説明を終わります。 ○豊田 委員長 これより質疑を行います。
     御質疑ありませんでしょうか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 御質疑なしと認めます。  以上で平成23年度八戸市都市計画土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の質疑を終わります。  平成23年度八戸市学校給食特別会計歳入歳出決算の審査に入ります。  歳入歳出の一括説明を求めます。 ◎齋藤 学校教育課長 それでは、平成23年度八戸市学校給食特別会計歳入歳出決算について御説明申し上げます。  決算書の524ページをお開き願います。  予算額決算額総括表でございますが、歳入決算額の合計は17億8306万3487円で、予算執行率は99.6%でございます。525ページに移りまして、歳出決算額は17億7622万5800円で、予算執行率は99.2%でございます。歳入歳出差引残額683万7687円は翌年度へ繰り越しいたしました。  526ページをお開き願います。  歳入について御説明いたします。  1款1項1目給食費負担金は、児童生徒の保護者が納入した給食費と、南郷地区給食センター管理経費のうち、田代小中学校分を田代小学校中学校組合が負担納入したものでございます。  528ページに参りまして、2款1項1目一般会計繰入金は、給食センターの管理運営に要する事務費及び人件費のほか、市債の償還費用を一般会計から繰り入れたものでございます。  530ページに参りまして、3款1項1目繰越金は前年度からの繰越金でございます。  532ページに参りまして、4款1項1目雑入は社会保険料等徴収金が主なものでございます。  534ページをお開き願います。  歳出について御説明いたします。  1款1項1目給食センター管理費の主なものは、給食センター職員54人分の人件費のほか、7節賃金は小中学校の配ぜん作業員及び給食センターのアルバイト、パート調理員の賃金、11節需用費は、食器類及び洗剤等購入の消耗品費、ボイラー用重油購入の燃料費、給食調理等のセンター運営に伴う光熱水費並びに施設設備の修繕料でございます。  12節役務費は、給食センター電話料の通信運搬費、ボイラー性能検査等の手数料が主なものでございます。  13節委託料は、537ページにわたりますが、給食廃棄物収集運搬、廃水処理施設維持管理、給食運搬等に要した経費でございます。  14節使用料及び賃借料は給食センターのOA機器等借上料など、16節原材料費は設備機器類の部品等の購入経費、18節備品購入費は西地区給食センターの食缶洗浄機や南郷地区給食センターの蒸気回転がまの更新に要した経費が主なものでございます。  538ページに参りまして、2款1項1目給食費は学校給食用賄材料購入経費でございます。  540ページに参りまして、3款1項公債費は給食センター施設整備のための借入金の元金及び利子償還金でございます。  以上で説明を終わります。 ○豊田 委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんでしょうか。 ◆田端 委員 通告はしておりませんが、4月から東地区給食センターが指定管理者になりました。それからもう少しで半年たつことになりますけれども、いろいろな事情を聞いて、現場も私は見てきました。それまで八戸市の給食センターで働いていたパートの皆さんは時給は980円なのです。4月から東地区給食センターで働くようにと言われて、時給が650円になったということです。これで1カ月働いても10万円にしかならないのです。さまざまな事情があるようですけれども、2名の方が職場を去られております。  私は、指定管理者の待遇や労働条件のことで本会議でも取り上げてきましたけれども、答弁は、指定管理者が決めることで、市としては関知しないことだという答弁でした。しかし、選定に当たってはさまざまな面で考慮されてきたと聞いてはいるのですけれども、労働条件や待遇、労働法規のことについてはどの程度の考慮をされてきたのかお聞きしたいと思っています。 ○豊田 委員長 今ちょっと時間がかかるようでございますので、後ほど答弁させたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◆田端 委員 全国的にも指定管理者のところでの労働条件が問題になって、市の職員が今までやっていた同じ仕事を半分以下の賃金でやるということが全国的にも大きな問題になって、それで2年前に参議院の総務委員会で通知が出されているのです。総務省の自治行政局長の名前で指定管理者制度の運用について、指定管理者の選定に当たって、労働法令の遵守や雇用、労働条件への適切な配慮がなされることという通知が出されています。時給650円では決していいとは思いませんので、市では第5次総合計画というのを立てています。今1年、2年でまだ現象は出ていないですけれども、このままでいけば、こういう計画も失敗するのではないか。  また、私が一番思っているのは、年収が200万円以下でワーキングプアと言われるのです。これを市でつくっていくことになるのではないかという思いを持っています。子どもたちにかかわることで、これを時給650円で支えていくのはいかがなものかということを考えていますので、善処をお願いして、終わります。 ○豊田 委員長 ほかに御質疑ございませんでしょうか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 御質疑なしと認めます。  以上で平成23年度八戸市学校給食特別会計歳入歳出決算の質疑を終わります。  平成23年度八戸市都市計画下水道事業特別会計歳入歳出決算の審査に入ります。  歳入歳出の一括説明を求めます。 ◎千葉 下水道業務課長 それでは、平成23年度八戸市都市計画下水道事業特別会計歳入歳出決算について御説明申し上げます。  決算書の544ページをお開き願います。  予算額決算額総括表についてですが、歳入の決算額合計は107億8226万8429円で、予算に対する執行率は89.5%でございます。繰越明許費は、国庫支出金6億1695万7500円、市債は7億300万円でございます。545ページに参りまして、歳出の決算額合計は106億3358万3101円で、執行率は88.3%でございます。繰越明許費は、第1款総務費1400万円、第2款建設費は13億5070万円でございます。歳入歳出差引残高1億4868万5328円は平成24年度へ繰り越しいたしました。  546ページをお開き願います。  歳入について御説明申し上げます。  1款1項負担金は、下水道の排水区域内で下水道を使用できる土地所有者等から建設費用の一部として徴収した下水道受益者負担金でございます。  2項分担金は、下水道の排水区域外で下水道を使用する土地所有者等から徴収した下水道受益者分担金でございます。  548ページをお開き願います。  2款1項使用料は、下水道の使用者から施設等の維持管理費用等に充てるため徴収した公共下水道使用料が主なものでございます。  2項手数料は、次の550ページにわたりますが、排水設備工事完成検査に伴う公共下水道手数料が主なものでございます。  552ページに参りまして、第3款国庫支出金は下水道施設の建設に伴う社会資本整備総合交付金が主なものであり、収入未済額の6億1695万7500円は繰越明許費特定財源として平成24年度へ繰り越ししております。  554ページをお開き願います。  第4款繰入金は下水道事業に対する一般会計からの繰入金でございます。  556ページに参りまして、第5款繰越金は前年度からの繰越金で、繰越明許費分及び震災による事故繰越分が含まれております。  558ページをお開き願います。  第6款諸収入は2項1目1節雑入のし尿等処理経費が主なものでございます。  560ページに参りまして、第7款市債は下水道施設の建設に伴う下水道事業債が主なものでございます。  562ページをお開き願います。  歳出について御説明申し上げます。  1款1項1目一般管理費は、下水道業務課職員19人分の人件費のほか、13節委託料の使用料収納委託料、新都市開発整備事業関連公共下水道事業委託料、次の564ページに参りまして、19節負担金補助及び交付金の馬淵川流域下水道維持管理負担金が主なものでございます。  2項1目団地管理費は是川団地汚水処理場の維持管理経費で、下水道施設課職員1人分の人件費のほか、11節需用費の光熱水費、修繕料、13節委託料の処理場運転業務委託料、15節工事請負費の管きょ布設替等工事費が主なものでございます。  566ページをお開き願います。  3項1目東部処理場管理費は東部終末処理場の維持管理経費で、下水道施設課職員8人分の人件費のほか、11節の光熱水費、修繕料、13節の処理場維持管理委託料及び脱水ケーキ等処理業務委託料が主なものでございます。  568ページをお開き願います。  4項1目管きょ管理費は布設済みの管渠等の維持管理経費で、施設課職員9人分の人件費のほか、11節の修繕料、570ページに参りまして、13節の管きょ清掃委託料、15節の管きょ布設替等工事費、16節原材料購入費が主なものでございます。  5項1目ポンプ場管理費は、雨水ポンプ場5カ所、汚水中継ポンプ場5カ所の維持管理経費で、施設課職員1人分の人件費のほか、11節の光熱水費、修繕料、572ページに参りまして、13節の維持管理委託料が主なものでございます。  574ページをお開き願います。  2款1項1目建設費は、下水道建設課32人分の人件費のほか、13節の調査設計委託料、15節の管きょ等整備工事費、576ページに参りまして、17節公有財産購入費の用地購入費、22節の地下埋設物移設等補償費が主なものでございます。  また、平成22年度からの繰越明許費分は、13節の調査設計委託料、15節の管きょ等整備工事費が主なものでございます。  578ページをお開き願います。  第3款公債費は下水道事業債の元金及び利子の償還金でございます。  580ページをお開き願います。  第4款災害復旧費は東日本大震災で被災した施設の復旧費用で、15節の下水道施設等災害復旧工事費が主なものでございます。  以上で説明を終わります。 ○豊田 委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんでしょうか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 御質疑なしと認めます。  以上で平成23年度八戸市都市計画下水道事業特別会計歳入歳出決算の質疑を終わります。  平成23年度八戸市公共用地取得事業特別会計歳入歳出決算の審査に入ります。  歳入歳出の一括説明を求めます。 ◎吹越 建築住宅課長 平成23年度八戸市公共用地取得事業特別会計歳入歳出決算について御説明申し上げます。  決算書の584ページをお開き願います。  歳入決算額の合計並びに歳出決算額の合計額はともに2億3403万7961円で、執行率は100%、歳入歳出決算差引残額はゼロ円でございます。  586ページをお開き願います。  歳入について御説明申し上げます。  1款1項1目不動産売払収入は、平成18年度から平成22年度において公共用地先行取得等事業債にて購入した市営住宅白山台ヒルズ用地を一般会計へ売り払いした収入でございます。  588ページに参りまして、2款1項1目繰入金は一般会計からの繰り入れでございますが、平成23年度は繰り入れはございませんでした。  590ページに参りまして、3款1項1目繰越金は前年度繰越金でございます。  592ページをお開き願います。  歳出について御説明申し上げます。  1款1項公債費は、市営住宅白山台ヒルズ用地取得事業借入金の元金及び利子の償還金でございます。  594ページに参りまして、2款1項1目繰出金は一般会計へ繰り出したものでございます。  今回の復興交付金事業による市営住宅白山台ヒルズへの災害公営住宅建設に係る用地取得により、市営住宅白山台ヒルズ用地取得事業借入金はすべて償還いたしました。  以上で説明を終わります。 ○豊田 委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんでしょうか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 御質疑なしと認めます。  以上で平成23年度八戸市公共用地取得事業特別会計歳入歳出決算の質疑を終わります。  平成23年度八戸市都市計画駐車場特別会計歳入歳出決算の審査に入ります。  歳入歳出の一括説明を求めます。 ◎後村 都市政策課長 それでは、八戸市都市計画駐車場特別会計について御説明いたします。
     決算書598ページをお開き願います。  599ページにわたりますが、歳入決算額の合計は1億1972万7266円、歳出決算額の合計は1億826万568円で、差し引き1146万6698円は翌年度に繰り越しいたしました。  600ページに参りまして、歳入でございますが、1款1項1目駐車場使用料は、中央駐車場、別館前駐車場、八戸駅西口駐車場及び八戸駅東口駐車場の使用料でございます。  2目総務使用料は中央駐車場の施設等使用料でございますが、指定管理者が中央駐車場5階に飲み物の自動販売機を設置している場所の行政財産使用料でございます。  2項1目総務手数料は定期券再発行の手数料でございます。  602ページに参りまして、2款1項1目繰越金は前年度からの繰越金でございます。  604ページに参りまして、歳出でございますが、1款1項1目中央・別館前駐車場管理費は中央駐車場及び別館前駐車場の管理運営に要した費用で、11節需用費の修繕料、13節委託料の指定管理料が主なものでございます。  2目八戸駅東西口駐車場管理費は八戸駅東口駐車場及び八戸駅西口駐車場の管理運営に要した費用で、13節委託料の指定管理料が主なものでございます。  606ページに参りまして、2款1項公債費は、中央駐車場災害復旧事業債、中央駐車場改修事業債及び別館前駐車場整備事業債の借入金の元金、利子を計画に従って償還したものでございます。  608ページに参りまして、3款1項1目繰出金は一般会計へ繰り出したものでございます。  以上で説明を終わります。 ○豊田 委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんでしょうか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 御質疑なしと認めます。  以上で平成23年度八戸市都市計画駐車場特別会計歳入歳出決算の質疑を終わります。  平成23年度八戸市中央卸売市場特別会計歳入歳出決算の審査に入ります。  歳入歳出の一括説明を求めます。 ◎寺地 中央卸売市場次長 それでは、平成23年度八戸市中央卸売市場特別会計歳入歳出決算について御説明申し上げます。  決算書の612ページをお開き願います。  予算額決算額総括表でございますが、歳入の決算額合計は2億9733万9258円で、予算執行率は100.7%でございます。次のページに参りまして、歳出の決算額合計は2億8709万942円で、予算執行率は97.3%でございます。歳入歳出差引残額1024万8316円は翌年度へ繰り越しいたしました。  614ページをお開き願います。  歳入について御説明申し上げます。  第1款使用料及び手数料は卸売業者等からの市場使用料、付属施設等使用料が主なものでございます。  616ページに参りまして、第2款繰入金は、市場整備公債費等の不足補てんのため、一般会計から繰り入れたものでございます。  618ページに参りまして、第3款繰越金でございますが、通常の前年度繰越金のほかに、敷地内の外灯改修工事が東日本大震災の影響により、平成22年度から平成23年度に繰り越しになったことにより、市債と工事請負費の差額分の事故繰越財源充当額でございます。  620ページに参りまして、第4款諸収入は市場施設使用者からの電気水道使用料等の経費負担分の収入が主なものでございます。  622ページに参りまして、第5款市債は、卸売場の床面補修工事と、先ほど第3款繰越金のところで説明申し上げたとおり、東日本大震災の影響により繰り越しした外灯改修工事の市場整備事業に充当するものでございます。  624ページをお開き願います。  歳出について御説明申し上げます。  第1款総務費のうち、1項1目の一般管理費は、626ページにわたりますが、市場運営、施設管理に係る市場長以下10名分の人件費及び管理費でございます。  このうち、11節需用費は光熱水費や施設の修繕等に要した経費が主なものでございます。  13節委託料は市場施設維持管理に係る委託料で、清掃業務、廃棄物運搬業務、施設警備業務などの委託が主なものでございます。  626ページに参りまして、15節の工事請負費は卸売場の床面補修工事請負費でございます。  19節負担金補助及び交付金は全国中央卸売市場協会等の負担金でございます。  27節公課費は市場使用料及び諸収入に賦課された消費税でございます。  同じく1目一般管理費、15節の工事請負費は東日本大震災の影響により前年度から繰り越しした外灯改修工事請負費でございます。  2目運営協議会費は、市場運営協議会及び市場取引委員会報酬等、その運営に要した経費でございます。  628ページをお開き願います。  第2款公債費は市場整備事業費借入の元金及び利子の償還金でございます。  以上で説明を終わります。 ○豊田 委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんでしょうか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 御質疑なしと認めます。  以上で平成23年度八戸市中央卸売市場特別会計歳入歳出決算の質疑を終わります。  平成23年度八戸市霊園特別会計歳入歳出決算の審査に入ります。  歳入歳出の一括説明を求めます。 ◎日山 市民健康部次長兼市民課長 それでは、平成23年度八戸市霊園特別会計歳入歳出決算について御説明申し上げます。  決算書の632ページをお開き願います。  予算額決算額総括表でございますが、歳入決算額の合計は5287万910円で、予算執行率は95%でございます。633ページに移りまして、歳出決算額の合計は5237万6637円で、予算執行率は94.1%で、歳入歳出差引残額49万4273円は翌年度へ繰り越したものでございます。  次に、歳入歳出決算の概要を説明申し上げます。  634ページをお開き願います。  歳入でございますが、第1款使用料及び手数料は、返還されました東霊園、西霊園の墓地及び南郷中央霊園の墓地を新たに使用許可した21件の永代使用料と年間の維持管理料が主なものでございます。  636ページをお開き願います。  第2款繰入金は、霊園の管理運営に要する経費につきまして一般会計から繰り入れしたものでございます。  638ページをお開き願います。  第3款繰越金は前年度からの繰越金でございます。  640ページをお開き願います。  第4款諸収入は、東霊園に設置されている無縁塔に供えられたさい銭並びに地方公務員災害補償基金還付金でございます。  642ページをお開き願います。  第5款市債は東霊園の管理事務所屋根改修工事のため770万円の借り入れがあったものでございます。  644ページをお開き願います。  歳出について御説明申し上げます。  1款1項1目霊園管理費は、東霊園、西霊園及び南郷中央霊園の管理運営にかかわる経費で、職員1人分の人件費のほか、東霊園、西霊園の指定管理料などの運営費が主なものでございます。  646ページをお開き願います。  第2款1項公債費は、西霊園整備事業のために借り入れした借入金の元金とその利子及び東霊園施設整備のために借り入れした借入金の元金とその利子を償還したものでございます。  以上で説明を終わります。 ○豊田 委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんでしょうか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 御質疑なしと認めます。  以上で平成23年度八戸市霊園特別会計歳入歳出決算の質疑を終わります。  平成23年度八戸市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の審査に入ります。  歳入歳出の一括説明を求めます。 ◎千葉 下水道業務課長 それでは、平成23年度八戸市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について御説明申し上げます。  決算書の650ページをお開き願います。  予算額決算額総括表についてですが、歳入の決算額合計は3億1285万17円で、予算に対する執行率は100.4%でございます。651ページに参りまして、歳出の決算額合計は3億640万7606円で、執行率は98.3%でございます。歳入歳出差引残額644万2411円は平成24年度へ繰り越しいたしました。  652ページをお開き願います。  歳入について御説明申し上げます。  第1款分担金及び負担金は、農業集落排水施設を使用できる区域の土地所有者等から建設費用の一部として徴収した農業集落排水受益者分担金でございます。  654ページに参りまして、第2款使用料及び手数料は、農業集落排水施設の使用者から施設等の維持管理費用等に充てるため徴収した農業集落排水使用料が主なものでございます。  656ページをお開き願います。  第3款繰入金は農業集落排水事業に対する一般会計からの繰入金でございます。  658ページをお開き願います。  第4款繰越金は前年度からの繰越金で、震災による事故繰越分が含まれております。  662ページになりますが、第6款市債は農業集落排水事業債でございます。  664ページをお開き願います。  歳出について御説明申し上げます。  1款1項1目一般管理費は13節委託料の使用料収納委託料が主なものでございます。  2項1目処理場管理費は、一日市、豊崎、市野沢、島守の4カ所の農業集落排水処理場の維持管理経費で、11節の光熱水費、修繕料、13節の処理場維持管理委託料が主なものでございます。  666ページに参りまして、3項1目管きょ管理費は布設済みの管渠等の維持管理経費で、11節の修繕料、13節の管路清掃委託料、15節の汚水桝等移設工事費が主なものでございます。  668ページをお開き願います。  2款1項1目建設費は農業集落排水施設の建設費で、15節の管路施設工事費でございます。  670ページになりますが、第3款公債費は農業集落排水事業債の元金及び利子償還金でございます。  以上で説明を終わります。 ○豊田 委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんでしょうか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 御質疑なしと認めます。
     以上で平成23年度八戸市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の質疑を終わります。  平成23年度八戸市介護保険特別会計歳入歳出決算の審査に入ります。  歳入歳出の一括説明を求めます。 ◎矢羽々 介護保険課長 平成23年度八戸市介護保険特別会計歳入歳出決算について御説明申し上げます。  決算書の674ページをお開き願います。  歳入決算額の合計は165億1142万4705円で、予算執行率は96.2%であります。次のページに参りまして、歳出決算額の合計は163億4376万4204円で、予算執行率は95.2%であり、歳入歳出差引残額1億6766万501円は翌年度へ繰り越したものであります。  676ページをお開き願います。  歳入について御説明申し上げます。  第1款保険料は第1号被保険者の保険料であります。収入済額は31億2422万8454円であり、還付未済額及び滞納繰越分を除いた現年度分の収納率は98%となっております。  678ページをお開き願います。  第2款使用料及び手数料は保険料に係る督促手数料であります。  680ページをお開き願います。  第3款国庫支出金のうち、1項1目介護給付費負担金は介護給付費に対する国庫負担金であります。  2項1目調整交付金は、市町村間の保険料の格差を是正するための普通調整交付金であり、交付割合は5.29%となっております。  2項2目地域支援事業交付金は地域支援事業に対する国庫補助金、2項3目災害臨時特別補助金は東日本大震災による保険料等の減免に対する国庫補助金、2項4目介護保険システム改修事業費補助金は介護報酬改定によるシステム改修に対する国庫補助金であります。  682ページをお開き願います。  第4款支払基金交付金のうち、1項1目介護給付費交付金は介護給付費に対する第2号被保険者の負担分、1項2目地域支援事業交付金は地域支援事業に対する第2号被保険者の負担分であり、それぞれ社会保険診療報酬支払基金からの交付金であります。  684ページをお開き願います。  第5款県支出金のうち、1項1目介護給付費負担金は介護給付費に対する県負担金、2項1目地域支援事業交付金は地域支援事業に対する県補助金であります。  686ページをお開き願います。  第6款財産収入は介護保険特別会計財政調整基金及び介護保険臨時特例基金から生じた利息収入であります。  688ページをお開き願います。  第7款繰入金のうち、1項1目一般会計繰入金は、介護給付費及び地域支援事業に対する市の負担分のほか、人件費及び事務費に係る一般会計からの繰入金であります。  2項1目基金繰入金は介護保険臨時特例基金からの繰入金であります。  690ページをお開き願います。  第8款繰越金は前年度からの繰越金であります。  692ページをお開き願います。  第9款諸収入のうち、1項雑入は、交通事故等による第三者行為に係る納付金のほか、社会保険料等徴収金が主なものであります。  2項1目第1号被保険者延滞金は保険料に係る延滞金であります。  694ページをお開き願います。  歳出について御説明申し上げます。  1款1項1目一般管理費は職員20名分の人件費及び物件費が主なものであります。  696ページに参りまして、1項2目計画等策定委員会経費は介護・高齢福祉部会の委員報酬が主なものであります。  2項1目賦課徴収費は保険料賦課徴収に係る物件費であります。  3項1目認定調査費は、介護支援専門員の報酬のほか、主治医意見書作成手数料、要介護認定訪問調査委託料が主なものであります。  698ページに参りまして、3項2目介護認定審査会費は介護認定審査会に係る負担金であります。  700ページをお開き願います。  第2款保険給付費は要介護及び要支援認定者へのサービス提供に係る給付費で、支出済額は156億4246万8286円であり、歳出総額の96%を占めるものであります。  主なものとして、1項1目居宅介護サービス等給付費はホームヘルプやデイサービス等に係る給付費、1項2目地域密着型介護サービス給付費はグループホームや小規模多機能型居宅介護等に係る給付費、1項3目施設介護サービス等給付費は特別養護老人ホーム等に係る給付費、1項6目居宅介護サービス計画等給付費はケアプラン作成に係る給付費であります。  2項介護予防サービス等諸費は要支援認定者へのサービス提供に係る給付費であります。  702ページに参りまして、3項1目審査支払手数料は国民健康保険団体連合会に対する審査支払いに係る手数料であります。  4項高額介護サービス等費は利用者負担が基準額を超えた場合、5項高額医療合算介護サービス等費は介護保険と医療保険の利用者負担が基準額を超えた場合、6項特定入所者介護サービス費は、食費、居住費の自己負担が基準額を超えた場合に、それぞれ給付されるものであります。  706ページをお開き願います。  第3款地域支援事業費は介護予防事業等を行うものであります。訪問保健指導員の報酬のほか、在宅介護支援センター推進事業委託料が主なものであります。  708ページに参りまして、2項包括的支援事業等費は、地域包括支援センター職員の人件費のほか、710ページに参りまして、在宅介護支援センター推進事業委託料が主なものであります。  2項2目任意事業費は、寝たきり高齢者等介護者慰労金、介護用品助成費が主なものであります。  712ページをお開き願います。  第4款基金積立金のうち、1項1目財政調整基金積立金は、後年度の財源調整を図るため、剰余金である前年度繰越金の残額等を介護保険特別会計財政調整基金に積み立てるものであります。  1項2目介護保険臨時特例基金積立金は介護保険臨時特例基金の利息を積み立てするものであります。  714ページをお開き願います。  第5款諸支出金のうち、1項1目第1号被保険者保険料還付金は死亡等による保険料の還付金であります。  1項2目償還金は、国、県等からの介護給付費負担金の返還金及び東日本大震災による利用者の食費、居住費等の減免に対する災害負担軽減給付金であります。  以上で説明を終わります。 ○豊田 委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんでしょうか。 ◆田端 委員 通告をしておりました介護保険について、滞納状況をお聞きしたいのです。お願いします。 ◎矢羽々 介護保険課長 お答えいたします。  平成23年度の滞納者数は1619人、滞納額は6272万7580円となっております。  以上でございます。 ◆田端 委員 わかりました。  次に、介護の認定について質問します。  認定は、申請から認定調査、審査を経て決定ということになりますが、30日以内となっておりますけれども、この状況はいかがですか。 ◎矢羽々 介護保険課長 平成23年度の申請件数は8839件となっておりまして、30日以内に認定がおりずに通知を発送いたしましたのは1947件、約21.7%が30日を超えて認定を受けております。  以上でございます。 ◆田端 委員 21%のおくれたところの理由はどのようなものですか。 ◎矢羽々 介護保険課長 お答え申し上げます。  主治医の意見書の遅延が726件、約8.1%、介護認定審査会の日程調整のためのものが1164件、13%となっております。あと、その他は訪問調査の日程調整とか調査票の処理の遅延によるものが57件、0.6%となっております。  以上でございます。 ◆田端 委員 ケースワーカーとか職員の不足でどうしても事務的に間に合わなかったというケースはありますか。 ◎矢羽々 介護保険課長 お答え申し上げます。  ほとんどが意見書の遅延と、あと審査会の日程の調整ということで、認定の職員不足という理由はまず少ないものと考えられます。  以上でございます。 ◆田端 委員 今後高齢化社会で、介護保険の仕事はさらにふえていくものと考えております。家族の負担もとても大きいものです。今後迅速な認定に向けて努力していただきたいと意見を申し上げて、終わります。 ○豊田 委員長 以上で事前通告による質疑を終わります。  ほかに御質疑ありますでしょうか。  (「関連」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 田端委員の質疑についての関連質疑を認めます。 ◆前澤 委員 今の田端委員に関連して、滞納者数をちょっと聞き逃したのですけれども、1169人と言いましたか。 ◎矢羽々 介護保険課長 1619人であります。  以上でございます。 ◆前澤 委員 これは普通徴収の人たちがこういうふうになっているということですか。天引きの場合だとなかなかそういうことはないと思うのですけれども、その内訳を教えてください。 ◎矢羽々 介護保険課長 特別徴収、天引きの方は収納率100%になっておりますので、普通徴収の方が主な人数であります。  以上でございます。 ◆前澤 委員 介護保険ですから、介護認定を受けて、それを使っている人、全員の対象者からいけば、今15%ぐらいですか、滞納をなさっている方の割合というのはわかるものですか。要は、実際に介護保険を利用なさっているのか、ただ保険料として徴収されているだけの人なのかというのは、その内訳とかというのは皆さんのほうで掌握しているものですか。 ◎矢羽々 介護保険課長 そこまでは把握しておりません。  以上でございます。 ◆前澤 委員 わかりました。  なかなか厳しい世の中の状況でございまして、特に普通徴収の人たちというのは厳しい状況に、年金がないとか年間18万円以下とかという限定された方の低所得に当たる方なのだろうと思います。それでも負担の公平性という面からいけば、払った人と払わない人、ペナルティーがあるし、利用している人は3割負担とか、そういう形でペナルティーがたしかあるはずでございます。  そういうことが起きないように皆さんのほうで気をつけるといっても、これはまた相手のあるものですから、そう簡単にはいかない部分だろうと思います。負担の公平性という部分、今回、第5次の改定で4800円、基準を上げないで、基金を取り崩して保険料を据え置くという形で、3年後に基金がどうなっているのか、状況がそのときになってみないとわかりませんけれども、そういう厳しい状況の中でございますので、税の滞納者に対して、相手をよく見て、払える方というのは、この中でもたくさんいらっしゃるのだろうと思います。市民の目から見て、批判されることのないような形で取り組んでいただくことを要望して、終わります。 ○豊田 委員長 ほかに関連質疑ございますか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 では、ないようですので、以上で田端委員の質疑に対する関連質疑を終わります。  ほかに御質疑ありませんでしょうか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 御質疑なしと認めます。  以上で平成23年度八戸市介護保険特別会計歳入歳出決算の質疑を終わります。  平成23年度八戸市国民健康保険南郷診療所特別会計歳入歳出決算の審査に入ります。  歳入歳出の一括説明を求めます。 ◎柴田 南郷区役所市民生活課長 それでは、平成23年度八戸市国民健康保険南郷診療所特別会計歳入歳出決算について御説明申し上げます。  決算書の718ページをお開き願います。
     予算額決算額総括表についてですが、歳入決算額の合計は1億7079万6190円で、予算執行率は102.6%でございます。719ページに参りまして、歳出決算額の合計は1億5885万7247円で、予算執行率は95.4%でございます。その結果、歳入歳出差引残額1193万8943円は翌年度へ繰り越しいたしました。  720ページをお開き願います。  歳入について御説明申し上げます。  第1款診療収入は内科及び歯科の外来診療収入や健康診断等の諸検査等収入でございます。  722ページに参りまして、第2款使用料及び手数料は診断書等文書証明手数料が主なるものでございます。  724ページに参りまして、第3款財産収入は自動販売機設置に係る行政財産の建物貸付収入でございます。  726ページに参りまして、第4款繰入金は一般会計からの繰入金でございます。  728ページに参りまして、第5款繰越金は前年度からの繰越金でございます。  730ページに参りまして、第6款諸収入は、各種予防接種や健康診断等の受託事業収入、予防接種の個人負担金の収入及び歯ブラシ等の物品販売収入が主なものでございます。  732ページをお開き願います。  歳出について御説明申し上げます。  第1款総務費は、734ページにわたりますが、1項1目一般管理費は職員8人分の人件費及び施設管理に要する物件費が主なるものでございます。  736ページに参りまして、第2款医業費でございますが、1項1目医療用機械器具費は、14節、医療事務コンピュータ、超音波診断装置、在宅酸素ボンベ等の借り上げ料と、18節、内科用リニア式電子スキャンプローブ等の医療機器の購入費が主なるものでございます。  1項2目医療用消耗器材費は、内科及び歯科の医療用消耗器材の購入費及び医科諸検査等委託料、歯科義歯技工委託料でございます。  1項3目医療用衛生材料費は医薬品や注射液等の医薬材料の購入費でございます。  738ページに参りまして、第3款公債費は診療所建設等に係る起債の元利償還金でございます。  740ページに参りまして、第4款予備費は支出ゼロでございます。  以上で説明を終わります。 ○豊田 委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんでしょうか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 御質疑なしと認めます。  以上で平成23年度八戸市国民健康保険南郷診療所特別会計歳入歳出決算の質疑を終了いたします。  平成23年度八戸市住宅用地造成事業特別会計歳入歳出決算の審査に入ります。  歳入歳出の一括説明を求めます。 ◎吹越 建築住宅課長 平成23年度八戸市住宅用地造成事業特別会計歳入歳出決算について御説明申し上げます。  決算書の744ページをお開き願います。  歳入決算額の合計並びに歳出決算額の合計額はゼロ円、予算執行率はともにゼロ%でございます。  南郷グリーンタウン分譲地残り2区画が売却できませんでしたので、歳入歳出ともございませんでした。  以上で説明を終わります。 ○豊田 委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんでしょうか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 御質疑なしと認めます。  以上で平成23年度八戸市住宅用地造成事業特別会計歳入歳出決算の質疑を終了いたします。  平成23年度八戸市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の審査に入ります。  歳入歳出の一括説明を求めます。 ◎鬼柳 市民健康部次長兼国保年金課長 それでは、平成23年度八戸市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について御説明申し上げます。  決算書の754ページをお開き願います。  予算額決算額総括表ですが、歳入決算額の合計は19億6828万7390円で、予算執行率は100.2%でございます。755ページに参りまして、歳出決算額の合計は19億570万7239円で、予算執行率は97.0%でございます。その結果、歳入歳出差引残額6258万151円は翌年度へ繰り越したものでございます。  756ページをお開き願います。  歳入について御説明申し上げます。  第1款後期高齢者医療保険料は被保険者が納付した保険料ですが、現年度分の収納率は99.4%、特別徴収の割合は67.8%となっております。  758ページに参りまして、第2款使用料及び手数料は保険料の徴収に係る督促手数料でございます。  760ページに参りまして、第3款繰入金は後期高齢者医療制度事務執行に係る事務費及び保険基盤安定に係る負担分を一般会計から繰り入れたものでございます。  762ページに参りまして、第4款繰越金は前年度からの繰越金でございます。  764ページに参りまして、第5款諸収入ですが、1項1目延滞金は滞納保険料に係る延滞金、2項1目保険料還付金は過年度の保険料の過誤納金に係る広域連合からの還付金でございます。  3項1目雑入は、臨時職員の社会保険料等徴収金及び後期高齢者医療制度の周知対策のため、広域連合から受けた特別対策補助金が主なものでございます。  次に、766ページをお開き願います。  歳出について御説明申し上げます。  第1款総務費は、769ページにわたりますが、1項1目一般管理費は職員7人分の人件費及び物件費、2項1目徴収費は保険料の徴収に係る物件費等でございます。  770ページに参りまして、第2款後期高齢者医療広域連合納付金は保険料等負担金及び広域連合運営経費に係る市町村負担金でございます。  772ページをお開き願います。  第3款諸支出金は後期高齢者医療保険料の過誤納金還付金でございます。  以上で説明を終わります。 ○豊田 委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんでしょうか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 御質疑なしと認めます。  以上で平成23年度八戸市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の質疑を終わります。  これをもって平成23年度八戸市各特別会計歳入歳出決算の質疑を終わります。  以上で認定第1号平成23年度八戸市一般会計及び各特別会計決算の認定についてに対する質疑は全部終了いたしました。  ここで暫時休憩させていただきます。        午後2時38分 休憩   ────────────────────        午後2時55分 再開 ○豊田 委員長 それでは、休憩前に引き続き、会議を開きます。  審査に入ります前に、田端委員から発言の申し出がありますので、これを許します。 ◆田端 委員 先ほど学校給食特別会計において、東地区給食センターの業務委託にかかわる質問をいたしました。答弁が保留になっております。この委託は平成24年度からでありますことから、答弁はいただかなくて結構でございます。皆さん、どうも失礼しました。 ○豊田 委員長 では、これより認定第2号平成23年度八戸市公営企業会計決算の認定について並びに議案第92号八戸市自動車運送事業欠損金の資本剰余金による処理についての審査に入ります。  監査委員から審査意見の概要について説明を求めます。 ◎白川 代表監査委員 監査委員を代表いたしまして、私から平成23年度八戸市公営企業会計決算及び経営健全化の審査につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、決算審査についてでありますが、八戸市自動車運送事業会計並びに八戸市立市民病院事業会計の各決算の審査に当たりましては、提出されました決算報告書、財務諸表、その他附属書類及び関係諸帳簿等のほか、定期監査や例月出納検査の結果なども参考として実施いたしました。その結果、各企業会計決算は関係法令に準拠して作成され、その計数は正確であり、また、事業の経営成績及び財務状態も適正に表示されているものと認められました。  次に、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく経営健全化の審査に当たりましては、提出されました各企業会計の資金不足比率と、その算定の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかを主眼として実施いたしました。その結果、各企業会計とも、資金不足比率とその算定の基礎となる事項を記載した書類は適正に作成されているものと認められました。  なお、各企業会計における審査意見の詳細につきましては、お手元に配付してあります別冊の審査意見書に記述してございますので、説明を省略させていただきます。  以上をもちまして決算審査の概要説明を終わります。 ○豊田 委員長 この際、監査委員には必要に応じて出席を求めることにいたしますので、退席されて結構でございます。  また、理事者におかれましては、決算の審査に支障のない範囲で退席されて結構でございます。御苦労さまでした。  これより平成23年度八戸市自動車運送事業会計決算及び関連議案第92号の審査に入ります。  理事者から説明を求めます。 ◎東森 交通部長 平成23年度八戸市自動車運送事業会計決算の審査に当たりまして、欠損金の資本剰余金による処理及び決算の概要を御説明申し上げます。  当市のバス事業は、交通手段の多様化、少子化の進展などを背景に利用者の減少に歯どめがかからず、極めて厳しい経営状況に置かれており、平成21年度には八戸市営バス事業経営健全化計画を策定し、経営健全化に向けた取り組みを行っているところであります。  このような中、平成23年10月1日からは八戸市地域公共交通総合連携計画に基づく市内路線バス上限運賃化実証実験事業、いわゆる300円上限運賃制度に取り組み、よりわかりやすく、より利用しやすい運賃制度に取り組んでおります。今後も都市機能の重要な役割を担う公共交通機関として、市民の足を確保するとともに、市民に親しまれ、信頼される市営バスを目指してまいりますとともに、経営健全化計画の最終年度である平成25年度には資金不足比率が20%を下回るよう努力してまいります。  さて最初に、議案で提出しております欠損金の資本剰余金による処理についてでありますが、受贈等により取得した財産のうち、既に除却した財産分について、当該分の資本剰余金を取り崩した426万7350円をもって、平成23年度末未処理欠損金2億3215万3354円を埋めるものであります。  次に、決算の概要につきまして、まず事業収支から御説明申し上げます。  収益は、運送収益が11億8219万140円で、前年度比0.4%の減になっております。これに運送雑収益、営業外収益を加えた総収益は16億1991万7926円で、前年度比0.7%の減少となりました。  次に費用では、職員数減に伴い運輸管理費の減少があったものの、軽油費が価格上昇の影響を受け、運転費が増加したことなどから営業費用が14億7012万5365円で、前年度比0.9%の増加となりました。これらに営業外費用及び特別損失を加えた総費用は15億9893万1777円で、前年度比1.1%の増加となりました。  この結果、事業収益の減少と事業費の増加があったものの、人件費の削減効果が大きく、また、効率的な資金調達等により資金繰りが好転したことから2098万6149円の純利益を計上することができました。  次に資本的収支でございますが、車両の老朽化に対応するためのバス購入と旭ヶ丘営業所の洗車機更新が主なものでございます。  以上が平成23年度の八戸市自動車運送事業欠損金の資本剰余金による処理及び決算の概要でございますが、詳細につきましては山地交通部次長兼運輸管理課長に説明させますので、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。  以上で概要の説明を終わります。 ◎山地 交通部次長兼運輸管理課長 それでは、議案第92号八戸市自動車運送事業欠損金の資本剰余金による処理について及び認定第2号平成23年度八戸市自動車運送事業会計の決算について御説明申し上げます。  初めに、八戸市自動車運送事業欠損金の資本剰余金による処理について御説明いたします。  八戸市公営企業会計決算書の自動車運送事業部分の8ページをお開き願います。  下段の平成23年度八戸市自動車運送事業欠損金処理計算書案でございますが、これは、地方公営企業法第32条第3項に基づき、受贈等により取得した財産のうち、既に除却した財産、バス停留所上屋6カ所並びにバス待合所1カ所分について、当該分の資本剰余金を取り崩して欠損金を埋めるものでございます。平成23年度末未処理欠損金は2億3215万3354円でございますが、資本剰余金426万7350円をもって埋め、翌年度繰越欠損金を2億2788万6004円とするものでございます。  次に、平成23年度八戸市自動車運送事業会計の決算について御説明申し上げます。  決算書の自動車運送事業部分の2ページ及び3ページをごらん願います。  まず、決算報告書について御説明申し上げます。  決算報告書は消費税込みの予算額及び決算額となっており、備考欄に消費税額を内書きしております。  (1)収益的収入及び支出のうち収入でございますが、第1款事業収益の決算額は16億5903万2380円、予算額に対しまして1640万2620円の減となり、収入率は99.0%でございます。
     事業収益の内訳でございますが、第1項の営業収益は、乗合収入のほか、広告料などの運送雑収益で、決算額は12億3607万4467円でございます。  第2項の営業外収益は一般会計からの補助金などで、決算額は4億2295万7913円でございます。  次に支出でございます。  第1款事業費の決算額は16億3582万2668円、不用額は4441万6332円となり、執行率は97.4%でございます。  事業費の内訳でございますが、第1項の営業費用は、人件費、物件費、減価償却費が主なもので、決算額は14億8723万756円でございます。  第2項の営業外費用は、支払利息や退職給与金の繰延償却費及び納付消費税が主なもので、決算額は1億4439万1912円でございます。  第3項の特別損失は前年度収益の修正によるもので、決算額は420万円でございます。  以上が収益的収入及び支出の概要でございますが、詳細につきましては、後ほど7ページの損益計算書のところで御説明申し上げます。  次に、4ページ及び5ページをごらん願います。  (2)資本的収入及び支出について御説明申し上げます。  まず収入でございます。  第1款資本的収入の決算額は4191万6500円、収入率は64.8%でございます。  内訳でございますが、第1項の企業債は、乗合バス2台及び旭ヶ丘営業所のバス用洗車機の購入に伴う起債で、決算額は4120万円でございます。  第4項の補助金は定期券発行システム改修に伴う補助金で、決算額は71万6500円でございます。  次に支出でございます。  第1款資本的支出の決算額は1億5805万778円、不用額は49万8222円となり、執行率は99.7%でございます。  内訳でございますが、第1項の建設改良費は乗合バス2台並びに旭ヶ丘営業所のバス用洗車機の購入費用で、決算額は4218万7400円でございます。  第2項の企業債償還金は償還金のうち元金償還金分で、決算額は8890万5218円でございます。  第3項の退職給与金は平成23年度の退職者1名分の退職給与金で、決算額は2498万6520円でございます。  第4項の投資はバス車両に係る自動車リサイクル料金で、決算額は8万1640円でございます。  第5項の開発費は定期券発行システムの開発に係る経費で、決算額は189万円でございます。  なお、資本的収支の差引不足額1億1613万4278円は損益勘定留保資金などで補てんしております。  以上が資本的収入及び支出の概要でございます。  続きまして、7ページにあります損益計算書でございますが、内容につきましては、お手元に配付しております別冊の決算資料に基づきまして御説明申し上げます。  別冊の決算資料の表紙をお開きいただきまして、資料1をごらん願います。  平成23年度八戸自動車運送事業会計決算の概要について御説明申し上げます。  まず事業規模でございますが、平成23年度実績とありますのは年度末の数字でございます。  それでは、職員数は75名、内訳は、運転者39名、技工5名、事務31名で、前年度と比較して、人数では7名の減、率では8.5%の減となっております。  次に、車両数は前年度と同様126両でございます。  走行営業キロメートルは394万1399.6キロメートルで、前年度と比較して、距離では6万2791.8キロメートルの増、率では1.6%の増となっております。  年間乗客数につきましては689万1246人で、前年度と比較して、人数では31万2478人の増、率では4.7%の増となっております。  次に、事業収支について御説明申し上げますが、決算額はすべて消費税抜きでございます。  まず事業収益の決算額は16億1991万7926円で、前年度度と比較して1109万4430円の減、率では0.7%の減となっております。  内訳でございますが、(1)営業収益の運送収益は502万3499円の減、運送雑収益につきましては広告収入などの減少により391万3703円の減となっております。  次に、(2)営業外収益の一般会計補助金は27万1000円の減、営業外収益のその他につきましては雑収益の減少などにより188万6228円の減となっております。  続きまして、事業費の決算額は15億9893万1777円で、前年度と比較して1734万2979円の増、率では1.1%の増となっております。  内訳でございますが、(1)営業費用の人件費は1034万6771円の減、次に物件費は1471万3613円の増となっております。これは石油製品価格の上昇に伴う軽油費の増加などによるものであります。減価償却費は285万1000円の減、その他経費につきましては1117万9663円の増となっております。これは、大杉平営業所の統廃合に伴い、バス全車両が旭ヶ丘営業所へ配属になることから、構内のアスファルト舗装の修繕並びにバス駐車区画の白線引きなどの修繕を実施したことなどによるものでございます。  次に、(2)営業外費用は44万8445円の増、(3)特別損失420万円は前年度収益の修正によるものであります。  このように、事業費の増加があったものの、全般にわたり経費節減に努めた結果、下から2行目の純損益は2098万6149円の利益を計上することができました。その結果、累積損失が約2100万円減少いたしまして2億3215万3354円となるものであります。  以上で資料1の説明を終わりますが、これは決算書7ページの損益計算書の説明でございましたので、7ページそのものの説明につきましては省略させていただきます。  続きまして、裏面の資料2、決算状況の推移をごらん願います。  平成18年度から平成23年度までの決算状況の推移を掲載しております。  3の純損益では平成18年度から連続して黒字となるものの、4の累積損益では2億3215万3000円の累積赤字となっております。  5の一般会計補助金は市営バス事業経営健全化計画どおりの4億円の水準となっているものでございます。  次に、資金不足比率について御説明いたします。  これは表の欄外の説明にございますとおり、営業収益に対する不良債務の割合で算出されるものでございます。  まず、6の営業収益の平成23年度実績は対前年比99.3%と減少しておりますが、7の不良債務は対前年比82.3%と、より改善傾向にあります。結果、計算式から導き出されました8の資金不足比率は、平成22年度の50.5%に対し、平成23年度は41.8%と、8.7ポイントと改善したものであります。  次のページ、資料3をごらんください。  報告第28号として、既に御報告いたしておりますが、平成23年度八戸市公営企業会計決算に係る資金不足比率の報告についてでございます。  平成23年度決算に基づき算出いたしました八戸市自動車運送事業会計の資金不足比率は41.8%でございました。  次のページ、資料4をごらんください。  報告第29号として、こちらも既に御報告いたしておりますが、平成23年度八戸市営バス事業経営健全化計画の実施状況の報告についてでございます。  裏面から2ページにわたり、第1、計画と具体的な措置の状況から、第4、その他経営の健全化に必要な事項の措置の状況までを載せております。これらの説明は省略させていただきますが、御参照いただきたいと思います。  資料の説明を終わりまして、決算書に戻りますが、自動車運送事業部分の8ページの剰余金計算書から27ページの企業債明細書につきましては、恐縮でございますが、説明を省略させていただきます。  以上で説明を終わります。 ○豊田 委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんでしょうか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 御質疑なしと認めます。  以上で平成23年度八戸市自動車運送事業会計決算及び関連議案第92号の質疑を終了いたします。  これより平成23年度八戸市立市民病院事業会計決算の審査に入ります。  理事者から説明を求めます。 ◎三浦 病院事業管理者 平成23年度八戸市立市民病院事業会計決算について、調製者であります私からその概要を御説明申し上げます。  近年、医療に対する要求はますます高度化、多様化し、加えて医師の偏在による地域格差の拡大など、自治体病院を取り巻く環境は厳しい状況下にあります。当院は、青森県南から岩手県北にかけての地域の中核病院として、ドクターヘリ、ドクターカーを含む救命救急医療及び周産期医療などの急性期医療を初め、一般医療から高度で専門的な医療まで幅広い医療を提供し、地域住民の健康の保持増進に努めてまいりました。  平成23年度は、X線血管撮影装置及びガンマカメラ装置などの老朽化した高度医療機器の更新を初め、さらなる電力確保を図るための自家発電設備の増設や、周産期センター拡充に係る基本設計に着手するとともに、急性期入院医療に対応するため、看護師等の医療スタッフの増員、臨床研修医の確保など、医療提供体制の充実に努めてまいりました。今後も診療機能の充実に努め、地域医療の中核としての責務を果たしてまいりたいと考えております。  それでは、決算の概要につきまして御説明いたします。  まず診療実績についてでありますが、延べ患者数は、入院19万1089人、外来23万6416人で、前年度と比較いたしますと、入院は642人、0.3%減少し、外来は9580人、4.2%増加いたしました。  病床利用率は前年度から0.5ポイント減少し、89.4%となっております。一般病床平均在院日数が12.4日となり、前年に対し0.5日短くなっていることから、入院延べ患者数ではわずかながらの減少となりましたが、新入院患者数は1万3345人と、前年度に対し633人、5.0%の増となり、この新入院患者数の増加が収益の増につながったものと考えております。  次に、収益的収入及び支出についてでありますが、事業収益は164億579万5224円、事業費は157億5724万1800円であります。この結果、消費税を除いた実質的な経営成績では6億2405万4184円の純利益を計上し、3カ年の連続の黒字決算となりました。  次に、資本的収入及び支出についてでありますが、資本的収入は12億76万7000円、資本的支出は22億3090万6319円であります。資本的支出のうち、地方公営企業法第26条の規定による繰越額は2億1799万9350円であります。なお、平成23年度の単年度資金収支は16億7659万8273円の黒字となりました。  以上、平成23年度の病院事業会計決算について概要のみを説明いたしましたが、詳細につきましては管理課長に説明させます。  今後も当院の基本方針である良質な医療は健全な経営の上に成り立つという自覚を持って病院経営を行い、当院がこれまで担ってきた地域中核病院としての役割を引き続き果たしていくことができますよう努めてまいりますので、よろしくお願い申し上げ、事業概要の説明を終わります。よろしくお願いします。 ◎松田 市民病院事務局次長兼管理課長 それでは、平成23年度八戸市立市民病院事業会計決算について御説明申し上げます。  八戸市公営企業会計決算書の市民病院部分の2ページをお開き願います。  決算報告書は消費税込みの予算額及び決算額となっており、備考欄に消費税額を内書きしております。  (1)収益的収入及び支出のうち、まず収入でございますが、第1款事業収益の決算額は164億579万5224円で、予算に対して3億7567万4224円の増収で、収入率は102.3%となっております。  内訳ですが、第1項医業収益は、入院・外来収益のほか、室料差額収益、集団検診料などの公衆衛生活動収益、人間ドックなどの医療相談収益、分娩料、文書料及び救急医療に要する費用の一般会計の負担金などで、146億3650万8503円でございます。  第2項医業外収益は、補助金、行政財産使用料、駐車場使用料並びに不採算部門の運営に要する費用、企業債利子償還金、共済組合追加費用など、繰入基準に基づく一般会計からの繰入金などで、17億6812万4424円でございます。  第3項特別利益は過年度損益修正益で、116万2297円でございます。  次に支出でございますが、第1款事業費の決算額は157億5724万1800円で、不用額は2億2518万9200円、執行率は98.6%でございます。  内訳ですが、第1項医業費用は、職員の給与費、診療材料費及び薬品等の材料費、施設の管理運営等に要する経費及び減価償却費などで、151億3380万6762円でございます。  第2項医業外費用は企業債及び一時借入金の利子償還金が主なもので、6億2001万626円でございます。  第3項特別損失は過年度損益修正損で、342万4412円でございます。  以上が収益的収支の概要でございますが、詳細につきましては後ほど損益計算書で御説明申し上げます。  次に、4ページをお開き願います。  (2)資本的収入及び支出について御説明申し上げます。  初めに収入でございますが、第1款資本的収入の決算額は12億76万7000円で、予算に対して2億933万5000円の減収で、収入率は85.2%でございます。  内訳ですが、第1項企業債は医療機器購入に伴う起債で、5億3210万円でございます。  第2項出資金及び第3項負担金は、企業債の元金償還に充てるため、繰入基準に基づき一般会計から繰り入れたもので、出資金は4億円、負担金は2億6866万7000円でございます。  第4項補助金は平成23年度はございませんでした。  次に支出でございますが、第1款資本的支出の決算額は22億3090万6319円で、翌年度繰越額は2億1799万9350円、不用額は4331円、執行率は91.1%でございます。  内訳ですが、第1項建設改良費は医療機器の購入費で、5億3549万6942円でございます。  第2項企業債償還金は企業債償還金のうちの元金償還金で、16億8540万6784円でございます。  第3項投資は八戸市広域医療連携基金造成費で、1000万2593円でございます。  資本的収支の差引不足額10億3013万9319円は、当年度分消費税及び地方消費税額、過年度分損益勘定留保資金で補てんしております。  次に、財務諸表について御説明申し上げます。  財務諸表は、実質的な経営成績及び財政状況を表示するため、消費税抜きの処理を行い作成することになっております。  損益計算書の内容につきましては、お手元にお配りしております資料で御説明させていただきます。  資料1−1をごらん願います。この資料は損益計算書をベースに患者数等の業務内容を加えたものでございます。  まず、1の医業収益でございますが、決算額は146億2223万9675円で、前年度決算額と比較しまして5.7%の増、金額で7億8262万670円の増収となりました。
     内訳ですが、(1)の入院収益は108億9112万5008円で、前年度と比較しますと4億4975万6544円、4.3%の増収でございます。年間の延べ患者数は642人減の19万1089人、新入院患者数は633人増の1万3345人、患者1人1日当たりの診療収入は2537円増の5万6995円でございました。  (2)の外来収益は29億5450万9131円で、前年度と比較して2億6340万733円、9.8%の増収でございます。年間の延べ患者数は9580人増の23万6416人、患者1人1日当たりの診療収入は633円増の1万2497円でございました。  (3)のその他医業収益は、室料差額、人間ドック、妊婦健診、乳児健診、分娩料及び文書料などで5億6180万6143円、前年度と比較して5891万8394円、11.7%の増収でございます。  (4)の他会計負担金は、地方公営企業法に基づき一般会計から繰り入れしたもので2億1479万9393円、前年度と比較して1054万4999円、5.2%の増収でございます。  2の医業費用は決算額148億5735万362円で、前年度と比較して7.4%の増、金額で10億1743万1680円の増でございます。  内訳ですが、(1)の給与費は、職員の給料、手当及び共済組合費などで77億8269万4270円、前年度と比較して6億3951万9790円、9%の増でございます。  (2)の材料費は、薬品費、診療材料費などで34億4082万3333円、前年度と比較して3億1109万9437円、9.9%の増でございます。  (3)の経費は、施設の管理運営のための委託料や修繕費などで21億7759万5222円、前年度と比較して6017万936円、2.8%の増でございます。  (4)の減価償却費は13億7609万5419円で、前年度と比較して1483万6188円、1.1%の増でございます。  (5)の資産減耗費は、医療機器等の除却費及び棚卸資産の減耗費で1720万3280円、前年度に比較して1088万4740円、38.8%の減でございます。  (6)の研究研修費は、医師、看護師、技師等の研修旅費などで6293万8838円、前年度と比較して269万69円、4.5%の増でございます。  1の医業収益から2の医業費用を差し引いた医業損失は2億3511万687円でございます。  次のページ、資料1−2をごらん願います。  3の医業外収益は決算額17億5955万6114円で、前年度決算額と比較しまして855万3295円、0.5%の増収でございます。  内訳ですが、(1)の受取利息配当金は銀行預金利子でございます。  (2)の他会計負担金は、地方公営企業法に基づき一般会計から繰り入れしたもので14億5140万8653円、前年度と比較して325万8944円、0.2%の減収でございます。  (3)の補助金は臨床研修費補助金などで8961万9725円、前年度と比較して538万7090円、6.4%の増収でございます。  (4)のその他医業外収益は、行政財産使用料、駐車場使用料、テレビカード使用料などで2億1789万179円、前年度と比較して597万712円、2.8%の増収でございます。  4の医業外費用は決算額8億9812万9128円で、前年度決算額と比較しまして2177万8663円、2.4%の減でございます。  内訳ですが、(1)の支払利息及び企業債取扱諸費は5億7242万7526円で、前年度と比較して3029万1340円、5%の減でございます。  (2)の繰延勘定償却は3415万円でございます。  (3)の雑支出は控除対象外消費税で2億9155万1602円、前年度と比較して851万2677円、3%の増でございます。  資料1−1の最後の欄のA医業損失に医業外収益を加え、医業外費用を差し引いたBの経常利益は6億2631万6299円でございます。  5の特別利益は過年度損益修正によるもので、決算額は116万2297円、前年度決算額から皆増でございます。  6の特別損失は決算額342万4412円で、前年度決算額と比較しまして2億1803万9265円、98.5%の減でございます。  内訳ですが、(1)の過年度損益修正損は不納欠損処分に係る費用で342万4412円、前年度と比較して2億655万4265円の減でございます。  (2)の臨時損失は平成23年度はございませんでした。  Bの経常利益に特別利益を加え、特別損失を差し引いたCの当年度純利益は6億2405万4184円でございます。  この結果、Eの当年度未処理欠損金は昨年9月に議決をいただきました資本剰余金の取り崩しによる欠損金の補てん処理10億5760万2000円を含めまして109億4230万7156円となるものでございます。  次に、資料1−3をお開き願います。この資料は資金収支等について計算したものでございます。  上段の収益的収支の当年度純利益Aに中段の資本的収支の収支差引Bを加え、中下段、減価償却費など現金の支出を伴わない費用Cと、退職給与金及び修繕費の引当計上額Dを内部留保資金として充当いたしますと、Eの単年度の資金収支となり、金額は16億7659万8273円でございます。この結果、平成23年度末において資金不足は発生しておりません。  次に、資料2をお開き願います。この資料は、一般会計から繰り入れられました負担金及び出資金並びに国、県からの補助金をまとめたものでございます。  一般会計からの負担金、出資金は23億3487万5000円、補助金は8962万円でございます。  次に、資料3−1をごらん願います。この資料は過去5年の入院患者数などの推移を示したものでございます。  上段の一覧表2行目になりますが、平成23年度の1日当たり延べ入院患者数は522人で、前年度と比較して3人の減少、次の行の1カ月当たり新規入院患者数は1112人で、前年度と比較して53人の増加となりました。  病床利用率は89.4%、診療単価は5万6995円でございます。  下段のグラフは、1日当たりの入院患者数と1カ月当たりの新規入院患者数及び診療単価の推移を示したものでございます。棒グラフで示しております新規入院患者数が年々増加しており、折れ線グラフで示しております診療単価も上昇していることがおわかりいただけると思います。  次に、資料3−2をごらん願います。  こちらは外来患者数の推移でございますが、一覧表2行目の平成23年度の1日当たりの外来患者数は969人で、前年度と比較して36人の増加となりました。  その下の行、診療単価は1万2497円でございます。  下段のグラフは1日当たりの外来患者数と診療単価の推移を示したものでございます。棒グラフで示しております外来患者数は、平成20年度以降右肩上がりに増加しており、折れ線グラフで示しております診療単価も上昇していることがおわかりいただけると思います。  次に、資料3−3をごらん願います。紹介率の推移を示したグラフでございます。  平成23年度の地域医療支援病院紹介率が90%、紹介率は74%、逆紹介率は44%となりまして、昨年からほぼ横ばいとなっております。  次に、資料3−4をごらん願います。  救急患者の利用状況でございますが、上段の一覧表1行目の平成23年度の利用総数は2万2550人で、前年度と比較して1644人、7.9%増加しております。  下段のグラフは1カ月当たりの重症度別救急患者数の推移を示したものでございます。救急患者数は年々増加していることがおわかりいただけると思います。  次に、資料4をごらん願います。  平成23年度の県内主要自治体病院の収益的収支決算見込額でございます。資金不足を生じている病院が前年度より1病院減り、計2病院となりましたが、4病院で純損失を計上するなど、依然として自治体病院の経営は厳しい状況にございます。参考としてごらんいただきたいと思います。  資料の説明は終わりまして決算書に戻りますが、8ページの剰余金計算書から32ページの企業債明細書までは、恐縮ではございますが、説明を省略させていただきます。  以上で私からの説明を終わります。 ○豊田 委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんでしょうか。 ◆石橋 委員 手短に1点お伺いしたいと思います。  機器というのは非常に高額でありまして、今回も5億円ぐらいかかっておりますけれども、最先端の医療機器は高額だという感じもしております。特に今回の機器の更新のこれを見ても、病院事業管理者からも話がありましたX線血管撮影装置及びガンマカメラ装置というのは非常に高額です。でも、市民の命を守る、そういうふうな中で、老朽化したものを大切に使うというよりは、必要なときのためにそういうふうなものが必要だと私も感じます。そうなった際に、とうとい命を守るための機器の更新、そういうものについても、経営的なあり方の中でも、そこら辺も考えながらということは難しい選択になろうかと思います。その点、機器の更新についてどのようなお考えを持って今後とも取り組んでいくのかということをお伺いしたいと思っております。 ◎三浦 病院事業管理者 御指摘のように、医療機器の更新というのは非常に重要でありまして、病院が新しい病院に移ってからちょうど15年になりまして、いろいろな医療機器がもう耐用年数を超えたりいろいろしております。それで、毎年数億円の機器を購入して、今言われた5億円のお金というのは、これはまたそういう高額なものを入れますと、5億円というお金にすぐなってしまいますので、そちらはまた別なお金の計算になっていまして、お金を企業債とかそういうもので借りまして、そしてこちらの4億円とか5億円のお金は、古くなった医療機器、いろいろなものがありますので、そういうものの更新をしております。  医療機器をきちんと更新しませんと、医療の進歩にもついていけませんし、あと大事なのは、ドクターでもナースでも医療者そのものが、モチベーションを持って仕事をするためには、進歩した医療機器を備えなければならないのはもう当然のことでありまして、そういう考え方のもとに、医療機器を備えるといいましても、経営がよくなければなかなか医療機器も買えませんので、その辺のところを考えながら進めていくというのを病院の方針にしております。 ◆石橋 委員 市内の病院間のいろいろな機器、そういうふうなバランスの中であっても、市民病院の持っておかなければならない機能、必要な部分というのは、高度な医療であって、またそういう機器ということは、確かに経営からすると、そういうふうな費用対効果的な考えもあろうかと思いますが、その中であっても、できるだけ機器に関しては、市民病院だからこそという思いの中で、更新に上手に努めていただけるように御要望して、私は終わります。 ○豊田 委員長 ほかに御質疑ございませんでしょうか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 御質疑なしと認めます。  以上で平成23年度八戸市立市民病院事業会計決算の質疑を終了いたします。  以上をもちまして認定第2号並びに議案第92号についての質疑は全部終了いたしました。  これをもって認定第1号平成23年度八戸市一般会計及び各特別会計決算の認定について及び認定第2号平成23年度八戸市公営企業会計決算の認定について並びに議案第92号八戸市自動車運送事業欠損金の資本剰余金による処理についてに対する質疑は全部終了いたしました。  本日はこれにて終了いたします。  明日も午前10時から開催いたします。御苦労さまでございました。        午後3時51分 散会...